ドジャース・シーハンがオープナー失敗を消し去る快投も、継投策裏目で悪夢の逆転劇

<ドジャース-フィリーズ>◇15日(日本時間16日)◇ドジャースタジアム

ドジャースのエメ・シーハン投手(25)がオープナー失敗の悲劇をカバーした、継投策が裏目に出て逆転を許した。

この日は右腕シーハンが先発予定も、左打者のシュワバーとハーパー対策で左腕アンソニー・バンダ投手(32)がオープナー起用。だが、バンダはシュワバーに53号ソロを浴び、ハーパーに四球を与えたところで、シーハンがマウンドに上がった。

まさかのイニング途中からの登板も、リアルミュートを空振り三振、マーシュを三ゴロ。3回にはシュワバーとハーパーから連続三振を奪った。

右腕はその後も安定した投球で無失点。打線は3回にムーキー・ベッツ内野手(32)の犠飛で同点にすると、5回にはマックス・マンシー内野手(35)の18号ソロにベッツの犠飛で2点を勝ち越した。

シーハンは6回も続投。シュワバーには10球粘られ四球を与えたが、続くハーパーをスライダーで空振り三振。リアルミュートを95・7マイル(約154キロ)で右飛、マーシュも変化球で右飛に打ち取った。

7回に先頭ケンプに二塁打を浴びたところで降板。代わった左腕ジャック・ドライヤー投手(26)が1死三塁からストットに適時打を許し、シーハンに自責が記録された。

さらにドライヤーは、メジャー通算8本塁打のウィルソンに逆転2ランを献上。投手起用が裏目に出て、痛恨の逆転を許した。

シーハンは5回2/3で94球を投じ、1安打3四球で1失点7奪三振。ドジャースタジアムに詰めかけたファンからは、スタンディングオベーションが送られた。

今季は12試合に登板(10先発)して6勝3敗、防御率3・32。前回登板の9日(同10日)ロッキーズ戦では、7回を1安打1失点9奪三振と好投した。

フィリーズは89勝61敗で、ポストシーズン(PS)の進出が決定。ナ・リーグ東地区優勝へのマジックナンバーを「1」としている。

ナ・リーグの勝率1位はブルワーズ、2位がフィリーズ、3位がドジャース。勝率2位までがPSのワイルドカードシリーズを免除され、84勝65敗のドジャースにとって、今シリーズは重要な意味を持つ。

【ライブ速報】大谷翔平「1番DH」ドジャース-フィリーズ