<ドジャース5-6フィリーズ>◇15日(日本時間16日)◇ドジャースタジアム
ドジャースが逆転サヨナラの好機を生かせなかった。
この日は右腕エメ・シーハン投手(25)が先発予定も、左打者のシュワバーとハーパー対策で、左腕アンソニー・バンダ投手(32)をオープナー起用。だが、バンダはシュワバーに53号ソロを浴び、ハーパーに四球を与えたところで、シーハンにマウンドを譲った。
まさかのイニング途中での登板となったシーハンは、3回にシュワバーとハーパーから連続三振を奪う力投。その直後に、アンディ・パヘス外野手(24)の二塁打と大谷翔平投手(31)の四球で好機を演出すると、ムーキー・ベッツ内野手(32)が同点の犠飛を放った。
今季12勝のフィリーズ先発左腕スアレスに対し、5回にはマックス・マンシー内野手(35)の18号ソロで勝ち越し。1死一塁から大谷の二塁打で好機を広げると、ベッツが2打席連続の犠飛で3点目を奪った。
シーハンが7回無死二塁で降板すると、ジャック・ドライヤー投手(26)が適時打と2ランでまさかの逆転。直後にベッツの19号ソロで追いつくも、アレックス・ベシア投手(29)が、ハーパーにメジャー通算363発目となる勝ち越しソロを許した。
追い込まれたドジャースは、9回にパヘスが起死回生の25号同点ソロ。延長タイブレークをブレーク・トライネン投手(37)が1失点に抑え、望みをつないだ。
無死二塁から始まる裏の攻撃で、先頭ベン・ロートベット捕手(27)の犠打が三塁ベンチ前への飛球となるも、捕手リアルミュートが落球。バントを2球ファウルとして追い込まれたが、何とか遊ゴロを放って1死三塁とした。
続くフレディ・フリーマン内野手(26)は申告敬遠。アレックス・コール外野手(30)がフルカウントから四球を選び、1死満塁となった。
一打逆転サヨナラの好機となったが、ミゲル・ロハス内野手(36)が初球を打ち上げ遊飛。続くマンシーも一ゴロに倒れ、本拠地ドジャースタジアムでフィリーズのナ・リーグ東地区優勝を許した。
16日(同17日)は、大谷が先発マウンドに上がる。
この日からのフィリーズとの3連戦は、ポストシーズン(PS)前哨戦。このままの勝率と順位でPSを迎えると、ドジャースはワイルドカードシリーズ(WCS)でメッツと対戦し、地区シリーズ(DS)で待ち構えるフィリーズと激突する。
ナ・リーグの勝率1位はブルワーズ(91勝)、2位がフィリーズ(90勝)、3位がドジャース。勝率2位までがPSのワイルドカードシリーズを免除され、84勝66敗のドジャースにとって、今シリーズは重要な意味を持つ。