<ドジャース-フィリーズ>◇16日(日本時間17日)◇ドジャースタジアム
ドジャース大谷翔平投手(31)が「1番DH兼投手」で出場し、第1打席で安打を放った。
1回のマウンドを無失点に抑えた直後、左腕サンチェスと対戦。カウント1-1から外角のツーシームを打ち返すと、スライディングキャッチを試みた二塁手ウィルソンが処理しきれず、内野安打となった。
打球速度は102・9マイル(約166キロ)で、今季最長の21試合連続での出塁となった。
先制の好機を演出したが、後続が倒れて無得点に終わった。大谷は2死からT・ヘルナンデスの遊ゴロで二塁へスライディング。ユニホームの膝と臀部(でんぶ)が破けるハプニングも、1度ベンチ裏に下がってから2回のマウンドに上がった。
今季は試合前時点で打率2割8分1厘、リーグ2位、メジャー3位の49本塁打、93打点、19盗塁。OPS(出塁率+長打率)は1.003としている。
本塁打王争いでは、フィリーズのカイル・シュワバー外野手(32)を4本差で追う。この日は前代未聞の投打での直接対決となった。
3試合ぶりの本塁打が出れば、2年連続の50本塁打を達成。ベーブ・ルース、マーク・マグワイア、サミー・ソーサ、ケン・グリフィー、アレックス・ロドリゲスに次いで、史上6人目となる。このうちマグワイア、ソーサ、ロドリゲスは筋肉増強効果のある薬物使用を認めている。
投手として登板した試合、いわゆる「リアル二刀流」では8月6日カージナルス戦以来、今季4本目の「自援護」。通算では15試合、16本目となる。
フィリーズとの3連戦は、ポストシーズン(PS)前哨戦。このままの勝率と順位でPSを迎えると、ドジャースはワイルドカードシリーズ(WCS)でメッツと対戦し、地区シリーズ(DS)で待ち構えるフィリーズと激突する。
試合前時点でナ・リーグの勝率1位はブルワーズ(91勝)、2位がフィリーズ(90勝)、3位がドジャース。勝率2位までがPSのワイルドカードシリーズを免除される。84勝66敗のドジャースにとって、今シリーズは重要な意味を持つ。