朗希が連覇へのキーマンへ-。右肩のインピンジメント症候群で負傷者リスト(IL)入りしているドジャース佐々木朗希投手(23)が、週明けにもメジャーへ復帰することになった。デーブ・ロバーツ監督(53)が21日(日本時間22日)、本拠地ドジャースタジアムでのジャイアンツ戦後の会見で明かした。23日(同24日)からのアリゾナ遠征に合流。最短で24日(同25日)にも救援として登板する可能性が高まった。
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佐々木はド軍救援陣の切り札になれるか-。「令和の怪物」が、リリーバーとしてメジャーに復帰することが決まった。佐々木はこの日、傘下3Aオクラホマシティーの一員として敵地タコマ戦に救援。1回を無安打無失点1奪三振と好投し、最速97・8マイル(約157キロ)をマークするなど、ようやく本来の調子を取り戻してきた。
最速100・1マイル(約161キロ)を計測した初救援の18日から中2日での登板でも無失点。報告を受けたロバーツ監督は「いい状態で球の質もいい。(遠征先の)アリゾナで合流する」と、5月13日以来、約4カ月ぶりのメジャー復帰を明言した。今後については「話し合う」としたうえで、中2日で最短24日に登板可能と言及。「彼は機会を得るために必要なことをやり終えた」と期待を込めた。
というのも、ロッテ時代や日本代表でも救援経験のない佐々木が必要とされるほど、シーズン大詰めに入り、ド軍救援陣の疲弊は深刻化してきた。この日も1点リードの8回に救援したトライネンが3失点。あっさりと逆転され、同一カード4連勝を逃した。左腕クローザーのスコット、右腕イエーツの両ベテランも本来の調子に程遠く、ポストシーズンへ向けて不安は消えていない。
ロバーツ監督は試合後、トライネンについて「休日でリセットして、力強く(公式戦)フィニッシュしてほしい。彼への信頼は変わらない」と口調を強めた。その一方で、実績、経験が豊富とはいえ、自信喪失気味のベテラン救援陣にこだわり過ぎて傷口が広がる危険性も捨てきれない。三振を取れる佐々木が勝ちパターンの「方程式」に加われば、他の救援陣の負担が軽減されるだけに、相乗効果も期待される。
残り6試合で佐々木には、2試合の登板が見込まれており、いずれも実質的な「最終テスト」となる。佐々木が好結果を残せば、ポストシーズンのロースター入りも有力視される。佐々木個人だけでなく、地区4連覇、ワールドシリーズ連覇を狙うド軍にとっても、重要な登板となる。