メジャー復帰の佐々木朗希 崩壊寸前の救援陣救えるか…指揮官「立ち上がってくれる選手を期待」

ダイヤモンドバックス対ドジャース メジャーに合流し、笑顔でナインと話すドジャース佐々木(中央)=2025年9月23日

<ダイヤモンドバックス5-4ドジャース>◇23日(日本時間24日)◇チェースフィールド

朗希は崩壊寸前の救援陣を救えるか-。右肩の故障で負傷者リスト(IL)入りしていたドジャース佐々木朗希投手(23)が24日(日本時間25日)、約4カ月ぶりにメジャーへ復帰する。21日にマイナーでのリハビリ調整を終えた佐々木は、23日(同24日)に遠征先のアリゾナでチームに合流。試合前には救援陣と一緒にアップやキャッチボールをこなし、復帰登板へ準備を進めた。

プロ入り以来、救援経験のない佐々木に大きな期待をかけざるを得ないほど、ド軍救援陣は苦境に追い込まれている。23日のダイヤモンドバックス戦では、先発大谷が6回無失点と好投も、2番手ドライヤーが2失点し、3番手ヘンリケスが被弾。さらに9回裏には、クローザーの左腕スコットが2失点で逆転サヨナラ負けを喫した。21日のジャイアンツ戦ではベテラン右腕トライネンが乱調で逆転負け。負の連鎖は、より深刻化してきた。

4点のリードをひっくり返されたロバーツ監督は、試合終了の約30分後、ようやく日米報道陣を監督室へ招き入れた。「とてもタフだ。翔平がやるべきことをやって4点をリードした。我々に勝利が必要な今の時期に、とてもハードだ」。各投手ともボールが先行した末に、甘い変化球を痛打される同じパターン。ポストシーズン(PS)へ、もはや大胆な配置転換を含め、即効性のあるカンフル剤が必要な時期となった。

この日は、レジェンド左腕カーショーが自ら志願してブルペン待機。ド軍全体の一体感は失っていない。同監督は「我々は立ち上がってくれる選手を期待している。シーズンのこの時期は、持っているものすべてを出さなくてはいけない」と語気を強めた。若き佐々木が快投を演じれば、停滞ムードも一変する。“令和の怪物”は、ゲームチェンジャー(流れを変える存在)としての期待を背に、復活マウンドへ向かう。

○…地区優勝のマジックは3のままで、最短Vは25日(日本時間26日)、山本由伸が先発する今カードの3戦目に持ち越しとなった。今季11勝8敗、防御率2・58で、開幕から唯一、先発ローテーションを守ってきた右腕は、登板2日前のこの日、ブルペン投球やダッシュなどで順調に調整。負けられない一戦へ向けて準備を整えた。

▽ドジャース・スコット(リーグワースト10度目のセーブ失敗)「自分で自分を苦しい状況に追い込んでしまった。自分の責任。明日、新たな日がくる。前に進むしかない」

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