イチロー氏、60号で地区優勝導いたマリナーズ・ローリーを称賛「弱さを見せない静かなリーダー」

<マリナーズ9-2ロッキーズ>◇24日(日本時間25日)◇Tモバイルパーク

マリナーズのカル・ローリー捕手(28)が2本塁打で史上7人目の60号に到達し、24年ぶり4度目の地区優勝を導いた。

ロッキーズ戦の1回、7人目となる右翼3階席へ飛距離134メートルの先制特大59号。8回には「MVP、MVP」の大合唱の中、低めの直球を捉えてライナーで60号を放った。捕手、両打ち選手では初の60本でV。「この形で、この夜に、ファンや両親の前で達成できたのは本当に最高だった」とシャンパンファイトに酔いしれた。

マ軍の優勝はイチローが新人ながらMVPを獲得し、佐々木主浩が抑えを務めた01年以来24年ぶり。当時捕手のウィルソンが監督となり、イチロー氏は球団会長付特別補佐兼インストラクターで指導を行っている。8月の殿堂入り式典で語った「Seize the moment(この瞬間をつかめ)」は終盤のスローガンとして球場内に掲示され、Tシャツやハッシュタグとなっている。

イチロー氏はこの現象に「ただただ光栄」と語った上で「ホームではいつも一緒にいる仲間が心から喜んでいる姿がとにかくうれしい」と喜んだ。ローリーを「記録はもちろん、秀逸なのはその立ち居振る舞い。現代にはほとんど見られない、弱さを見せない静かなリーダー」とたたえ、30球団で唯一経験のないワールドシリーズ進出を期待した。