吉田正尚「貢献できてうれしい」代打で初球“史上初”の逆転V打、レッドソックスがヤ軍に先勝

<ア・リーグ・ワイルドカードシリーズ:ヤンキース1-3レッドソックス>◇第1戦◇30日(日本時間10月1日)◇ヤンキースタジアム

レッドソックス吉田正尚外野手(32)が逆転の2点適時打を放ち、チームの先勝に貢献した。ヤンキースとのワイルドカードシリーズ第1戦はスタメンを外れたが、0-1の7回1死二、三塁で代打出場。右腕ウィーバーの初球96マイル(約154キロ)高め直球を中前へ運んだ。メジャー3年目のPSデビューを華々しく飾る決勝打。米データサービス「スタッツパフォーム」によると、PS初出場で初打席の初球を勝ち越し打にした選手は史上初だ。

吉田は「とにかくバットに当てて事を起こそうと。いいイメージで打席に入れていますし、短期決戦なんでまた別物ですけど、シーズン最後と同じように積極的にいこうと思っていました」と振り返った。

今季は昨年10月に受けた右肩手術の影響で出遅れ、リハビリ施設のあるフロリダ州フォートマイヤーズでの調整などを経て7月にようやく復帰。「いろいろ思い返すと、フロリダで若い子らと一緒にやったのも…。メジャーリーグでいろいろ経験できて、これも1つの大きなビッグイベントだと思うし、勝つために全てやってきていると思います」と苦しかったシーズンを前向きに語った。試合後は同僚からこの日の最優秀選手に選ばれて祝福された。「勝ちに貢献できてすごくうれしい」と笑顔だった。

▼吉田の逆転打が勝利打点(V打)。この日は大谷の先制アーチもV打となったが、ポストシーズンで日本選手のV打は09年ワールドシリーズ第6戦の松井秀喜(ヤンキース)以来16年ぶり。

【動画】吉田正尚、ヤンキースから代打逆転タイムリー 一塁コーチから手厚い祝福