マリナーズが1日(日本時間2日)、地区シリーズに備え本拠地Tモバイルパークで紅白戦を行い、球団会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(51)が「右翼」で出場した。
イチロー氏が永久欠番となった「51番」のユニホームを着用し、慣れ親しんだライトのフィールドに立った。この日はファンも観戦のため入場可能で、複数の地元メディアなどによると、イチロー氏が登場すると大きな歓声が起こった。紅白戦は「ホーム」と「アウェイ」のチームに分かれ、イチロー氏はホーム側のメンバーとして出場し、愛弟子のフリオ・ロドリゲス外野手(24)と右中間コンビを組んだ。試合は変則的ルールで、イチロー氏は守備のみで打席には立たなかったという。
イチロー氏は7月の米殿堂入り式典でのスピーチで、優勝を目指すマリナーズの後輩たちを「Seize the moment.(その瞬間をつかめ)」と激励し、その言葉がチームのスローガンのようになり、イチロー氏らが果たした01年以来24年ぶりの地区優勝を成し遂げた。ロドリゲスはイチロー氏について球団公式サイトの取材に「僕らは全員、あの言葉をしっかり心に受け止めている。誰からの言葉かという重さゆえにね」と話した。
マリナーズは4日(同5日)から地区シリーズがスタート。ガーディアンズ-タイガースの勝者と戦う。