大谷翔平「カモン!」勝利呼ぶ右前適時打&3回に進塁打、ロバーツ監督「状況に応じた打撃」称賛

<ナ・リーグ・ワイルドカードシリーズ:ドジャース8-4レッズ>◇第2戦◇1日(日本時間2日)◇ドジャースタジアム

ドジャース大谷翔平投手(31)が、貴重な追加点となる適時打を放ち、ワイルドカードシリーズ突破に貢献した。3-2の6回1死一、三塁、カウント2-2から、レッズ・マルティネスの7球目のチェンジアップを右前にはじき返した。試合の流れを決める大事な“次の1点”でチームを勢いづかせ、この回一挙4得点で勝利を決定づけた。

魂のこもった一打だった。大谷は打った直後に拳を突き出し、一塁ベース上ではチームメートを鼓舞するように「カモン!」と雄たけびを上げた。直前の守備では、先発の山本が無死満塁の大ピンチを脱出。ほえた山本の好投に報いる一打でベンチ、スタンドの雰囲気を最高潮に押し上げ、ベッツ、T・ヘルナンデスも適時二塁打で応えた。

ロバーツ監督は、打線全体の意識を評価した。大谷は2点ビハインドの3回無死二塁で二ゴロを放ち、三塁に進める進塁打でベッツの適時打を演出。「ショウヘイでさえ、状況に応じて走者を進め、ムーキー(ベッツ)につなぐ。粘り強く打席に立ち、チーム全体として、状況に応じた打撃も素晴らしいです」と2戦18得点の打線をたたえた。

試合後は、シャンパンファイトでチームメートと喜びを分かち合ったが、すぐに次なる戦いに視線を向けた。ロバーツ監督は「ショウヘイが第1戦の先発です」と4日(同5日)のフィリーズとの地区シリーズ第1戦で先発登板させることを明言。敵地シチズンズバンクパークで、ポストシーズンでは自身初の二刀流でグラウンドに立つ。

▼大谷が地区シリーズのフィリーズ戦で第1戦先発と発表された。MLBコムのラングス記者によると、同一年のポストシーズンで野手としてスタメン出場した選手が、投手として1試合でも先発すると、史上初となる。ベーブ・ルースは16年1試合、18年2試合に投手として先発。16年は完投。18年ワールドシリーズは第1戦で投手で完投、第4戦は先発投手から左翼に回り、第6戦は8回から左翼で出場した。

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