<ナ・リーグ・ワイルドカードシリーズ:カブス0-3パドレス>◇第2戦◇1日(日本時間2日)◇リグリーフィールド
【シカゴ(米イリノイ州)1日(日本時間2日)=四竈衛】ワイルドカードシリーズ「パドレス-カブス」は、最終決戦にもつれ込んだ。パ軍が第2戦に快勝し、対戦成績は1勝1敗のタイとなった。第3戦の先発ダルビッシュ有投手(39)にとって、カ軍は古巣でもあり、好調を維持する鈴木誠也外野手(31)の対決も待ち受ける。地区シリーズ進出へ向け、白熱した一戦となりそうだ。
18年から3年間プレーしたカ軍相手の大勝負を前に、ダルビッシュは、特別な感慨が去来する胸中を語った。「自分としてもすごくお世話になった球団。ファンの方にもそうですし、本当に思い出深い場所。またプレーオフで投げられることを楽しみにしています」と、あらためてシカゴへの思いを口にした。
ただ、個人的な感傷に浸るつもりはない。互いに、負ければ終わりの一発勝負。近年のポストシーズンでは早期の継投が見込まれることもあり、公式戦中とは異なり、ペース配分を逆算するつもりはない。「100球とかはないというのは分かっているので、本当に初球から全力でいけるように、というのは考えています」。
敵地とはいえ、慣れ親しんだマウンドでもあり、アウェーの感覚はない。「苦しい時も支えてもらいましたし、すごく応援してもらいました。その方たちの前で投げられることはうれしいですし、同時に倒しにいかないといけない」。勝敗は時の運。在籍時と変わらぬ勇姿を披露することこそ、ダルビッシュが持ち続けてきた感謝の思いとして伝わるに違いない。