無念敗退ダルビッシュ、メジャー14年目は「精神的に疲れた」右肘違和感などと「毎球向き合い」

<ナ・リーグ・ワイルドカードシリーズ:カブス3-1パドレス>◇第3戦◇2日(日本時間3日)◇リグリーフィールド

パドレスのダルビッシュ有投手(39)が、無念の形で終わったメジャー14年目を振り返った。18年から3年間所属した古巣相手に先発し、カブス鈴木に二塁打を許すなど、2回を持たず2失点で交代。慣れ親しんだマウンドで本来のリズムをつかむ間もなく、シルト監督にボールを手渡した。「すごく悔しいです。すごくいいチームでしたし、仲のいい、みんなで支え合っているチームだった。ここで終わってしまったというのはすごく寂しいです」。

今季は開幕前に右肘の違和感に襲われ、負傷者リスト(IL)からスタートした。7月7日の復帰後は、好不調の波を感じながらも先発ローテを守ってきた。「とにかく疲れました。肘がどうとかもそうですけど、それに対してアジャストもしなきゃいけないですし、ある程度いろんな不具合と毎球向き合いなので。体もそうですけど、精神的に疲れたという年でした」。その間、肘の高さを変え、多彩な球種の軌道を調整するなど、工夫も凝らした。それでも、万全の状態には届かなかった。

ただ、たとえ満足できない成績だとしても、うつむくダルビッシュではない。「投手としてもプロとしても悔しい。オフシーズンは、まずはしっかり休んで、そこから次のことを考えたいと思います」。パ軍との契約は、28年まであと3年間。「まだ成長はできると思うので」。不惑となる来季も、ダルビッシュの探究心が変わるはずはない。

カブスが地区シリーズ進出 鈴木誠也二塁打 ダルビッシュ有2回途中降板今季終戦/詳細