スネル8回無失点「翔平がいる打線で投げること待ち切れなかった」昨オフド軍と契約で夢が現実に

ナ・リーグ優勝決定シリーズ ブルワーズ対ドジャース ドジャース先発のスネル(撮影・菅敏)

<ナ・リーグ優勝決定シリーズ:ブルワーズ1-2ドジャース>◇第1戦◇13日(日本時間14日)◇アメリカンファミリーフィールド

サイ・ヤング賞2回のブレーク・スネル投手(32)が8回無失点の快投で、ドジャース先勝の原動力となった。1安打10奪三振無四球で残塁ゼロの「8回準完全」投球。敵地を沈黙させる超高質の内容だった。

試合後、会見場に姿を見せたスネルは、いつも通り、静かな口調で103球を振り返った。ポストシーズン3試合、21回を投げて2失点、防御率0・86、28奪三振の結果を、少し照れくさそうに自己分析した。「PSを通して、かなり集中できているし、安定しているね」。捕手から球を受け取ると、即座にピッチコムで自らサインを送り、テンポ良く、各球種を両コーナーへ投げ分けた。しぶといブ軍打線に、考えるスキを与えず、変幻自在に10奪三振。唯一の安打を許した走者も、一塁けん制(記録は盗塁死)で仕留め、8回を24人で仕留めた。

昨オフ、契約を1年残したジャイアンツとの間でオプトアウト(契約見直し)権を行使し、ライバルのド軍と5年1億8200万ドル(約273億円)で契約した。「フレディ(フリーマン)、ムーキー(ベッツ)、翔平がいる打線で投げることを待ち切れなかった。それがスタートだった。今、ここにいることは夢が現実になった。これ以上、望むことはない。ワールドシリーズで勝つためにできる限りのことをしたい」。レイズ、パドレス、ジ軍と渡り歩いた左腕は、充実感あふれる表情で、少しだけ勝利の余韻に浸った。【四竈衛】

ドジャース先勝 大谷翔平は2打数無安打3四球 佐々木朗希は逃げ切り失敗1失点降板/詳細