歴史に名を刻む山本由伸「知らなかった」PS完投は8年ぶり 71年ぶり史上2人目など快挙連発

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦 ブルワーズ対ドジャース 完投勝利を飾り、ファンの歓声に応えるドジャース山本(撮影・菅敏)

<ナ・リーグ優勝決定シリーズ:ブルワーズ1-5ドジャース>◇第2戦◇14日(日本時間15日)◇アメリカンファミリーフィールド

ドジャース山本由伸投手(27)が、ポストシーズン(PS)では8年ぶりとなる完投勝利を振り返った。

山本は立ち上がり、先頭チョウリオに初球の96・9マイル(約156キロ)直球を右中間席へ運ばれ失点。いきなりの先制パンチも、打線が2回にテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)のソロと、アンディ・パヘス外野手(24)の適時二塁打で逆転に成功した。

山本は2回以降、二塁を踏ませない快調なピッチング。6回にマンシーのソロ、7回に大谷翔平投手(31)の適時打などでリードを広げると、8回まで3安打1失点と好投した。

メジャー初完投をかけて、9回のマウンドにも登場。3番コントレラスから始まる好打順を難なく抑え込み、メジャー初完投を達成した。

ポストシーズン(PS)で完投を記録したのは、17年にアストロズのジャスティン・バーランダー投手(現ジャイアンツ)以来。歴史的なピッチングに山本は「8年ぶりというのは、ついさっきまで知らなかったんですけど。とにかく1イニングずつ集中して、テンポ良く投げられたので。なんとか、最後まで試合を締めくくることが出来て良かったと思います」と話した。

ポストシーズンで試合の初球を先頭打者アーチとされるも、その後は無失点で完投した投手は山本がメジャー史上2人目。1954年にジャイアンツのジョニー・アントネリ以来、71年ぶりとなった。

また第1戦では、先発のブレーク・スネル投手(32)が、8回を無失点10奪三振の快投。同一シリーズで、先発投手が2試合連続で8回以上を投じたのは、2010年のジャイアンツ(左腕バムガーナーが8回無失点、伝説の右腕リンスカムが8回1失点)以来となった。

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