<ナ・リーグ優勝決定シリーズ:ブルワーズ1-5ドジャース>◇第2戦◇14日(日本時間15日)◇アメリカンファミリーフィールド
ドジャース大谷翔平投手(31)が、20打席ぶりの安打でメジャー初の完投勝利を飾った山本を援護した。
ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズの第2戦、7回1死三塁の第4打席で右前適時打をマーク。左腕アシュビーの内角球を捉えた。左腕攻撃を徹底され、地区シリーズ第2戦の第5打席から無安打が続いていたが、貴重な追加点をたたき出した。
味方打線に後押しされるように、粘り強さを発揮した。チーム11安打のうち、6本が2ストライクから放ったもので、大谷もカウント2-2からファウル2球粘り、7球目の内角チェンジアップに食らいついた。5打数1安打で、今季のポストシーズンでは打率1割4分7厘と低調だが、終盤の追加点で流れを大きく引き寄せた。
今シリーズ2連勝で、16日(日本時間17日)から戦いの舞台を本拠地に移す。ロバーツ監督は先発ローテーションについて、第3戦で右腕グラスノー、第4戦で大谷を起用することを明言。さらに「ショウヘイは休養十分で投げられる。もし第7戦が必要になれば、リリーフで登板できる可能性もある」と、仮に3勝3敗までもつれた場合には大谷を救援に回す構想を明かした。打者で出場しながらリリーフで登板するのは、23年3月のWBC決勝、米国戦以来となる。
チームとしては本拠地3試合で2勝し、一気に2年連続のワールドシリーズ進出を決めることが理想的ではある。大谷が目標として公言してきた連覇への道が、はっきりと見えてきた。【斎藤庸裕】
▼大谷がポストシーズン初盗塁をマーク。昨季のポストシーズンでは盗塁死が2度あった。日本選手のポストシーズンでの盗塁は、14年青木(ロイヤルズ)がアスレチックスとのワイルドカードゲームで記録して以来11年ぶり。