「全体的には出来過ぎ」大谷翔平が歴史的な3本塁打&10KでMVP「打てそうな感じ」一問一答

MVPに選ばれ、会見で記者の質問に答えるドジャース大谷(撮影・菅敏)

<ナ・リーグ優勝決定シリーズ:ドジャース5-1ブルワーズ>◇第4戦◇17日(日本時間18日)◇ドジャースタジアム

ドジャース大谷翔平投手(31)が前代未聞の3本塁打&10奪三振で、シリーズMVPを獲得した。

マウンドに上がった大谷は、1回に3三振を奪う好スタート。その直後に、左腕キンタナから右翼席上段へ投手の先頭打者アーチを放った。投手の先頭打者弾は、MLB史上初となった。

大谷は3回までノーヒットピッチング。4回は先頭チョウリオに二塁打を許して1死三塁としたが、コントレラスとバウアーズを連続三振に仕留めた。

ピンチを切り抜けた直後は、右腕パトリックから飛距離469フィート(約143メートル)の特大ソロ。右翼席後方へ消える1発に、チームメートは続々と頭を抱えた。

マウンドでは5回と6回で計4奪三振。6回までに10奪三振を記録した。

7回は先頭イエリチを歩かせると、続くコントレラスに中安。この時点で球数が目安の100球に到達し、アレックス・ベシア投手(29)にマウンドを譲った。ベシアは代打ボーンを遊飛、フリリックを遊ゴロ併殺に打ち取った。

マウンドを降りても、大谷のショーは続いた。7回1死では、守護神メギルの98・9マイル(約159キロ)の直球を中堅席へ。スタンドから「MVPコール」が響く中で、大谷が期待に応える1発を放った。

ポストシーズン(PS)での1試合3発は、史上11人目となった。投げては6回0/3を100球、2安打3四球10奪三振無失点で白星を挙げた。

試合後には、大谷のシリーズMVPが発表された。

【大谷の会見の一問一答】

-パフォーマンスがポストシーズンで話題になった。登板する中で意識はあったか

「一番はやっぱり今日は登板の日なので、しっかりと先発ピッチャーの役割をまず1つこなしたいなという気持ちで入りましたし。オフェンス面、集中はしていましたけども、左が打てる日は右が苦戦する日も多いですし。僕ら左バッターが打てない日は、右バッターがしっかりと仕事をしてくれるっていう日が多いと思うので。そういうチームとしてのバランスがやっぱり大事なのかなとは思ってます」

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-フリードマン編成本部長やチームメートが素晴らしいポストシーズンの試合だったと

「今日のこの試合以外は、やっぱり僕も苦戦してましたし。逆に言えば、僕が打てない時、ムーキー(ベッツ)、テオ(T・ヘルナンデス)、その他の右バッター含めて、全員がカバーしてくれる試合が多かったと思うので。打てない人が出る時にしっかり自分が打ったり、またはしっかりと打線が苦しい時に先発ピッチャーがしっかり抑える、そういうカバーのしあいっていうのが大事だと思うので。今日の試合はそれがよく、僕の役割の中で発揮されてたのかなと思います」

-登板した日はあまり打てていなかったが

「ここ数日、いい感覚で打てているなとは思ってますけど、そもそもサンプルサイズがやっぱり投げてる試合っていうのは少ないので。数字の偏りが少し出やすいのかなとは思うので、それが悪い方向に出てたのかなという印象は受けてるかなと思います」

-投手として今日は何が良かったか

「ブルワーズ打線、僕が投げる前もしっかりと先発ピッチャー含めて抑えてはいましたけど。やっぱり素晴らしい打線だと思うので、1人1人が目的を持って打席の中で力を発揮してくる打線だとは思ってますし。その中で、自分がいいゲームプランを持って、キャッチャーのウィル(スミス)としっかりと合わせていけたのが良かったのかなと思ってます」

-ワールドシリーズまで1週間空く

「休みを挟めるっていうのは、すごくいいことだと思いますし、ピッチャーも野手もそうですし。ここまで休みも挟んでますけど、やっぱり1試合の重みが違うと思うので、みんな疲労がたまってるんじゃないかなとは思いますし。ゲームがない中で、いかに実戦の感覚を養っていくかっていうことはまた課題だとは思うので、そこが難しいのかなと思います」

-2日前に屋外でフリー打撃をした理由、何か感覚は変わったのか

「一番は試したいことが何個かあったので、それはケージではわからないことですし。フィールドで打った時にそれが正しいのかどうなのかっていう、その確認の作業をしたいなと思ったので入りました」

-配球はプラン通りにできたか、試合の中で感じた部分に対応できたか

「どちらもあると思いますね。プラン通りできた部分と、あとは思ったよりも相手の打線のアプローチが、自分が思っていたのとまた少し違うバッターがいたりとか。そこをあとは肌で感じた通り、イニングが終わった後にコミュニケーションを取って、これはこうしようっていう風に変えていきました」

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-安打が思うように出ていない中で、紙一重の打席はあったのか。何かをつかんだ打席があったのか

「すごい感覚がいいなっていう感覚では、シーズン中も言ったと思うんですけど、今シーズンはあんまりなかったと思うので。そのままポストシーズンに入って、確かに惜しい当たりみたいなのはありましたけど、やっぱり、いい時っていうのは必ずしもいいアプローチだけがヒットになるわけではないと思うので。昨日みたいに崩された打席の中で、ああいう風にいいところに、ライン際に残ってくれたりとかっていうのは、やっぱり自分がいい形で待てているからなのかなとは思うので。それも含めて、外のバッティング練習で試したいなと思ってやってましたね」

-自分に驚くことはあるか

「今日の試合の中ではちょっとまだ、振り返りができてないので。3本打ちましたけど、どちらかというとやっぱりディフェンス面での、マウンドでのパフォーマンスを重視して試合の中には入ってはいるので。これからまた見返して良いところ、悪いところ探したいなと思ってますし。全体的に出来すぎだったのかなと思ってます」

-投打で出場した試合ではトップランクに入るか

「トータルで見たらそうなのかなとは思うんですけど、7回に2人ランナーを残して(ベンチへ)帰ってきてはいるので。そこはやっぱり、中継ぎの人たちがしっかり抑えてくれたのが、試合の運び的にはかなり大きかったですし、自分としても救われてる部分ではあるので。あそこを抑えきれれば完璧だったのかなと思います」

-短期決戦でのMVPは

「本当に巡り合わせなのかなと思ってますし、たまたま今日みたいな試合がここに来てくれて。僕がもらいましたけど、本当にここに来るまでの3試合がやっぱり一番大きかったなと思いますし。リーチがかかった状態で4戦目を迎えて、しっかり決められたっていうのは良かったことではありますけど。そこまでの3連戦も含めて、本当に全員がいい仕事ができて勝ち取った4戦だったのかなと思ってます」

-打てる時には構えの段階で打てる気がすると。今日は

「今日、見え方は良かったと思いますね。練習でやっていたことをしっかりと、昨日の試合を含めて、今日また試合に入った時に打てそうな感じで打席に立ててはいたので。またこれを継続できるかどうかがやっぱり一番難しいですし、大事なことではあるので。実戦が空く中で、それをどうキープするかっていうのがまた難しいのかなと思ってます」

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