山本由伸「最後まで行けるとは思いませんでした」あわやの初回から歴史的な2戦連続完投勝利へ

<ワールドシリーズ:ブルージェイズ1-5ドジャース>◇第2戦◇25日(日本時間26日)◇ロジャーズセンター

ドジャース山本由伸投手(27)がポストシーズン(PS)の大舞台で、24年ぶりの2戦連続完投勝利を飾った。

先制点をもらった直後の1回は、先頭スプリンガーに二塁打。続くルーカスにも左安を許し、無死一、三塁とピンチを招いた。

一歩間違えば大量失点のピンチも、主砲ゲレロは代名詞の「ヨーヨーカーブ」で空振り三振。前日2ランのカークを一直、同じく2ランのバーショをカーブで見逃し三振に仕留めた。

2回は先頭クレメンテの飛球がマウンドの手前に上がると、内野手が見合って名手フリーマンが落球(記録は内野安打)。不運な形で出塁を許したが、バージャーをフルカウントから97マイル(約156キロ)のツーシームで見逃し三振、カイナーファレファを中飛、ヒメネスの痛烈な内野ゴロは、遊撃手ベッツが好守でアウトにした。

3回は先頭スプリンガーに死球を与え、ブ軍ファンから大ブーイング。ルーカスを97・1マイル(約156キロ)の直球で空振り三振に仕留めたが、ゲレロに内角の直球を左翼フェンス直撃の単打で1死一、三塁とされた。

カークには低めのスライダーを中堅後方へ運ばれ失点。バーショーを一ゴロに打ち取り、追加点は許さなかった。

4回以降は、勢いに乗るブルージェイズ打線を寄せ付けず。8回まで93球、4安打1死球1失点8奪三振と好投すると、9回のマウンドにも登場。3番ゲレロから始まる好打順を無得点に抑え、6イニング連続のパーフェクトで試合を締めた。

前回登板の14日(同15日)ブルワーズ戦では、9回1失点でメジャー初完投を達成。PSでの連続完投は、01年のカート・シリング(当時ダイヤモンドバックス)以来、24年ぶりとなった。

9回を105球、4安打1死球1失点8奪三振の内容だった。ドジャースのワールドシリーズ(WS)での完投は、88年のオーレル・ハーシュハイザー氏以来、37年ぶりとなった。

会見では「立ち上がりは球数がたくさんいった(23球)だけに、最後まで行けるとは思いませんでしたけど。しっかり1イニングずつ投げていけたので、結果につながったと思います」と語った。

山本由伸、24年ぶりの快投!完投勝利で1勝1敗に ワールドシリーズ第2戦/詳細