ブルージェイズ、主砲ゲレロの逆転弾で息吹き返す「大谷を尊敬。彼から打てたのは気持ちよかった」

<ワールドシリーズ:ドジャース2-6ブルージェイズ>◇第4戦◇28日(日本時間29日)◇ドジャースタジアム

ブルージェイズが主砲の逆転弾で息を吹き返し、ドジャースとの対戦成績を2勝2敗のタイに引き戻した。1点を追う3回1死一塁、2番ウラジーミル・ゲレロ内野手(26)が、ド軍先発大谷翔平投手(31)の甘く入ったスイーパーを左中間席へ運び、逆転に成功。今ポストシーズン7本目の1発が、ド軍の王手阻止弾となり、頂上決戦は土俵の中央へ戻った。

前夜、18回の熱闘の末、サヨナラ負けしたブ軍には「目覚ましコール」が必要だった。2回に先制され下降気配だったムードを振り払ったのが、ゲレロのひと振りだった。「ただダメージを与えようと思っただけ」。第1打席で空振り三振を喫したスイーパーを狙ったことは否定したものの、完璧なタイミングの2ラン。「僕は大谷をとても尊敬しています。今夜、彼からホームランを打てたのは気持ちよかった」と喜んだ。

試合の流れとベンチの空気を変えたのは確かだった。7回には、つなぎの打線が機能し、4点追加。敵地ながら常に主導権を握る、安定した戦いで振り切った。シュナイダー監督は「大きなひと振りだった。ブラディ(ゲレーロ)のスイングはゲームチェンジャーだから」と、あらためて若き主砲の存在感をたたえた。

タイに持ち込んだことで、第5戦の結果を問わず、第6戦以降が行われる本拠地トロントへ戻ることが確定した。「18回を戦った後、才能豊かな大谷がマウンドにいる試合に切り替えるのは難しい。だから、我々はとてもいい気分だよ」。快勝劇を笑顔で振り返るシュナイダー監督から、前夜の激闘の疲れはすっかり消えうせていた。(ロサンゼルス=四竈衛)

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