ドジャース大谷翔平投手(31)が、3年連続4度目のMVPを満票で受賞した。4度の満票MVPは史上初の快挙となる。
大谷は、真美子夫人、愛犬のデコピンとともにソファに座り、受賞が決まった瞬間は真美子夫人と抱き合いながら、デコピンにキスした。
受賞の喜びついて、大谷は「非常に光栄ですし、ソト選手、シュワバー選手も素晴らしいシーズンだったので、そういう素晴らしい選手と競い合えたことが良かったかなと思います」と笑顔で話した。
父になり、投手復帰し、ワールドシリーズを連覇したシーズンについて、大谷は「ワールドシリーズで勝ったのが、一番自分の中で素晴らしい出来事だったと思いますし、その最後の締めくくりとして、MVPを取れたということは大きなことなので、全ての人に感謝したいと思います」と話した。
また、二刀流で投打のどちらがルーティンが難しいかを聞かれ「どちらも同じくらい難しいですし、今年は(右肘の)手術から明けて、リハビリの年だったので、そこに一番焦点を当ててたので、左肩の手術もあったんですけど、そこが一番難しかったところだと思います」と話した。
ワールドシリーズ連覇と連続MVPを受賞したのは、ジョー・モーガン(レッズ)以来2人目の偉業だった。大谷は「チームメートのサポートもそうですし、コーチもそうですし、何よりもファンの人たちが、僕がもし引退した先に振り返った時に、素晴らしい年だったよなって思う1つの年になるんじゃないかなと思うので、ドジャースのファンの人たち、チームメート、全ての人たちにとって、素晴らしい1年だったなと思っています」と話した。
インタビュアーから「デコピンへのご褒美はあるんですか?」と聞かれ、大谷は「ハハハハハ」と大爆笑した。さらに、司会者から大谷のインタビュー中もデコピンが静かにソファに座る姿に「お行儀が良かったですね」と称賛された。
受賞の発表は、現役時代はヤンキースのスタープレーヤーで、元ドジャース監督のドン・マッティングリー氏が務めた。
大谷はエンゼルス時代の21、23年と、ドジャースに移籍してから2年連続。通算4度目の選出は、歴代最多762本塁打を放ったバリー・ボンズの7度に次いでメジャー歴代単独2位。3年連続はボンズが01~04年に4年連続で受賞して以来2人目で、両リーグで複数回受賞は初となった。
今季、打者では打率2割8分2厘、自己最多55本塁打、102打点、20盗塁、146得点、OPS1.014を記録。本塁打はリーグ2位、得点とOPSはリーグトップだった。6月中旬からは投手復帰して2年ぶりに二刀流でプレーし、14試合で1勝1敗、防御率2・87、62奪三振だった。