ドジャース大谷翔平投手(31)が25日(日本時間26日)、オンラインでメディアの合同取材に応じた。今季を振り返る中で「いや、もう昔のことなので全部忘れました」と回答する場面があった。
大谷が「全部忘れた」としたのは、オールスターでの“名シーン”。投げかけられた質問は「オールスターの時にパドレスのスアレス投手と握手してハグするという場面があった。その1カ月前に報復死球を受けたにも関わらず、ああいう形で彼に接したことに関して、どういう思い、考えがあってのことだったのか」というものだったが、大谷は「いや、もう昔のことなので全部忘れました」と、あえて言及はしなかった。
大谷とスアレスは6月19日(同20日)、9回にスアレスが3ボールから大谷の右肩下部へ死球。このシリーズでは死球や厳しい内角球が飛び交っており、大谷自身も同カード2つめの死球となった。この1球が故意死球と見なされ、両チームの間に遺恨が残る形となっていた。だが、大谷はオールスター前日の7月14日(同15日)にベンチでスアレスに近づくと、わざとらしく顔をしかめて死球が当たった右肩下部を押さえておどけて見せた。握手のため右手を出していたスアレスも笑いをこらえ切れず、最終的に2人は笑顔でハグと握手を交わしていた。