イチロー氏(52=マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクター)が27日、オリックスグループのインスタグラム「SMILE ON」で、悩める大人の相談ライブ「イチ問一答」第4弾を行った。仕事や恋愛、人間関係などで寄せられた「大人な悩み事」に対し、イチロー氏が回答した。ゲストには俳優のディーン・フジオカが登場した。
視聴者から「大学生の僕は、高校生時代から海外に興味があります。留学を考えているが不安が多い。失敗を恐れて1歩を踏み出せません。心の持ち方を教えてほしい」と質問を受けた。
イチロー氏は「このスタンスで大人がいたら、ある程度、実績を残していて、挑戦したいというなら『やめとけ』と言います。その程度の気持ちなら、やめた方がいい。(逆に)学生なら、いい経験にしかならない。機会があるなら、絶対につかんでほしい」と力説した。
イチロー氏は、オリックスから米大リーグのマリナーズに移籍した理由を語った。「あの当時、神戸の球場はお客さんが目視できた。数えられた。僕もチームの中で給料が高い方だったので、いない方がいいんじゃないかなと。お客さんがいないから、お荷物の可能性がある。野手は当時(大リーグで通用することが)無理だ、難しいと言われていた。じゃあ、やってやると。満員の球場だったら、そうなったかなと。そうなったか自信がない」と話した。
国内にいた際の準備についても語った。「行った後は孤独でした。想定できていたので、オリックスにいた時から慣れようとした。宿舎でチームメートと一緒にご飯を食べないぞと。3、4人いたら、誰もいない席に行った。孤独になる訓練をしていた」と明かした。