<ドジャース8-2メッツ>◇15日(日本時間16日)◇ドジャースタジアム
ドジャース大谷翔平投手(31)が、21年以来5年ぶりに打席に入らずに先発し、6回2安打1失点で今季2勝目を挙げた。大谷は13日に右肩に死球を受けた影響が残っているため、DHに入らず、投球に専念した。
デーブ・ロバーツ監督は、大リーグ公式サイトで「すべてのエネルギーを投球に向けることが役立ったと思う。ここ数試合では、時々自分自身と戦っているように感じた。しかし、今夜は本当に良かった。5回は少し乱れたが、うまく立て直して6回も投げ切ったと思う」と評価した。
大谷をDHから外した。8回には大谷の代わりに起用したラッシングが満塁本塁打を放った。今後も大谷の登板時にはこのような起用をするのかと問われると「ダルトン(ラッシング)が数本ヒットを打って4打点を挙げてくれると分かっているならね」とジョークを飛ばした。「でも(大谷は)打つのが好きなんだ。本当に打つのが好きなんだ。重要なのは、状況に応じて別の選択肢があると知ること。ただ、前にも言ったように、彼に休養が必要だと感じない限り、こちらから積極的に休ませることはしない」と、今後は大谷の体調次第だとした。リーグきっての好打者だけに、簡単には外せない。
ラッシングは、米メディア「ドジャースネーション」のドウグ・マッケイン記者のインタビューに「初球の20分前に『今日はホームランを打て』と言われたんだ。僕は『オーライ』ってショー(大谷)に言った。案の定、最後の打席でそれが起きたよ」と笑い飛ばした。
ラッシングはマイナー時代にDHを経験していた。だが、大リーグ公式サイトに「簡単な役割ではない。大谷翔平が毎日それをこなしているのを見ると、それがどれほど特別なことか分かる。1球1球、打席ごとに精神的な負担と戦わなければならない。時には2、3イニング何もせずに座っていることもあり、その間に直前の打席のことを考えてしまうんだ」とDHの難しさを語った。