<ジャイアンツ4-9ホワイトソックス>◇22日(日本時間23日)◇オラクルパーク
ホワイトソックス村上宗隆内野手(26)がジャイアンツ戦で走者一掃の二塁打を放ち、ビッグイニングに貢献した。3打点を挙げて今季36打点とし、1位のアランダ(レイズ)と2差のリーグ3位に浮上。リーグトップの17本塁打と合わせて打撃2冠も射程圏内。メジャー1年目でのオールスター選出、さらにホームランダービー出場にも期待が高まってきた。
「2番一塁」で出場し、5-0の4回2死満塁で迎えた第3打席。2ストライクから救援左腕ボルッキーの外角スライダーを巧みに流し打ち、広く空いていた左翼線を破った。「甘い失投だったので、それにうまく合わせて打つことができた」。二塁打は今季3本目。チームはこの回だけで一挙9点を奪い、主導権を握った。
米オプタスタッツによると、9イニング以上の試合で9得点以上をあげ、その全安打と全得点が同一イニングに集中したのは史上初という珍現象。4回無死一塁の第2打席では死球でチャンスを広げ「できれば当たりたくないですけど、たまには自分の体を犠牲にしてチームの勝ちに貢献できれば」と笑顔を見せた。
ベナブル監督は「左投手のスライダーを逆方向へ打ち、素晴らしい打撃だった。質の高い球に対してもダメージを与えられるような、いいスイングを続けている」と村上の二塁打を称賛した。
3年連続100敗球団を変化させた存在への注目度は球界全体に広がり、球宴選出への得票につながる。打率も徐々に上昇中。村上は「いい準備ができているので続けていきたい」と手応えを口にした。
◆球宴選出方法 投票はMLB公式サイト内で2段階で行われる。1次投票では、各リーグ最多得票の選手のスタメン出場が決定。それ以外のポジションの上位2人(外野手は6人または4人)が最終投票に進み、先発選手が決まる。1次投票の結果は最終投票に持ち越さない。投手と控え野手は選手間投票とMLB機構の推薦で選ばれる。今年の球宴は7月14日にフィリーズの本拠地シチズンズバンクパークで開催される。