テストに“合格”佐々木朗希、初回3失点も3勝目「配球立て直して攻められた」10者連続アウトも

<ブルワーズ3-11ドジャース>◇23日(日本時間24日)◇アメリカンファミリーフィールド

【ミルウォーキー(米ウィスコンシン州)23日(日本時間24日)=斎藤庸裕】ドジャース佐々木朗希投手(24)が、成長を示す今季3勝目を手にした。ブルワーズ戦に先発し、5回4安打3失点。立ち上がりに3失点したが、2回以降は立て直した。36イニング連続無失点で球団記録を更新した盤石のリリーフ陣がリードを守り、対ブ軍のレギュラーシーズンの連敗を9でストップ。「1番DH」で出場した大谷翔平投手(31)は5打数2安打1打点で、9試合連続安打をマークした。

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佐々木が着実に、メジャーの階段を上っている。立ち上がりにいきなり3失点で崩れながら、5回まで粘投。中地区首位相手の登板を「いいテストになる」としていたロバーツ監督は「毎回先発のたびに学んでメジャーリーグの投手として成長していることに、私はとても感心している」と、合格点を与えた。

逆転現象が、むしろ成長の証だった。今季は打順1巡目の被打率2割6厘、2巡目が3割6分5厘、3巡目が2割6厘。序盤で抑えても、中盤に崩れる登板が目立った。この日は逆で、「初回の傾向を見ながら、配球も立て直して攻められた」とスプリットからスライダーの割合を増やし、アプローチを変更した。2回2死一、二塁を切り抜けてから10者連続アウト。「初回に3点取られること自体は反省しなきゃいけないですけど、その後しっかりゼロを重ねて、何とか5回までいけた」と振り返った。

1回は1、2番に連続長打を浴び、わずか6球で失点した。3度目の対戦となった5回は2者連続三振。同じ状況で1~3番の上位打線を3者凡退に抑えた。「僕の中で5回は1番から始まる大事なところで、そこをしっかり抑えたことは、今までに比べたら成長してるかなと」。2番チュラングの3球目、走者なしの状況にもかかわらず、クイック投法でスプリットを投げた。ボールにはなったが、視覚を惑わせ、続く高め速球で空振り三振を奪った。

36イニング連続無失点で球団新記録を樹立した盤石リリーフ陣にも助けられ、今季3勝目を手にした。昨季は先発から中継ぎに配置転換され、試合中の準備面の難しさも理解する。「どうしても今日みたいに5回で終わってしまう時もある中で、本当に助けられてますし、しっかり僕も自分の仕事ができるように、中継ぎ陣に負けないように頑張っていきたい」。課された“テスト”を通過しても、気を抜かない。2年目の挑戦は続く。

▼ドジャースの救援陣がブルワーズ戦で6回以降を無失点に抑え、ブルペンによる36イニング連続無失点の球団記録を達成。98年の33イニングを更新した。12日のジャイアンツ戦から継続している。17年にインディアンス(現ガーディアンズ)が38回2/3を記録した以降では最長となった。

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