<ホワイトソックス3-1ツインズ>◇25日(日本時間26日)◇レートフィールド
ホワイトソックス西田陸浮(りくう)内野手(25)が、メジャーデビュー戦で初安打を放った。
4年目の西田はこの日、3Aシャーロットからメジャー初昇格。背番号51を付け「9番右翼」でスタメン出場。第1打席は三振に倒れたが4回の第2打席で中前にゴロで抜ける初安打を放った。
守備でも魅せた。2回2死一、二塁。ジャクソンの右前安打を処理。本塁へワンバウンド送球し二走アーシアを刺し勝ち越しを阻止した。
第3打席は投ゴロに倒れ3打数1安打、1アシスト。村上宗隆内野手が同点18号ソロを放つなどホワイトソックスは3-1で勝利。再び貯金を1とした。
西田は東北(宮城)から米短大に留学し、23年に強豪オレゴン大に編入。同年7月のドラフトでホワイトソックスから11巡目(全体329位)で指名された。日本のプロ野球(NPB)でプレーした経験は無い。
昨季は2Aで115試合に出場し打率2割7分3厘、0本塁打、31打点、40盗塁、OPS.711。今季も2Aで開幕したが、4月17日に3Aに昇格。33試合で打率3割4分7厘、1本塁打、10打点、9盗塁、OPS.849と好調をキープしメジャー昇格を勝ち取った。
◆東北高校出身の大リーガー 過去は佐々木主浩、斎藤隆、ダルビッシュ有がおり、西田がプレーすれば同校4人目。日本人大リーガーの出身高校別ではPL学園の4人(松井稼頭央、桑田真澄、福留孝介、前田健太)に並ぶ最多人数となる。
◆日本のプロ経験がない日本人大リーガー 西田はオレゴン大からドラフトで入団したため、日本のプロ野球は未経験。日本のプロ未経験で大リーグデビューしたのは鈴木誠(滝川二中退)多田野数人(立大)田沢純一(新日本石油ENEOS)加藤豪将(ランチョバーナード高)の4人がおり、野手では加藤に次ぐ2人目となる。
◆西田陸浮(にしだ・りくう)2001年(平13)5月6日生まれ、大阪府出身。楠葉西中(大阪)では北大阪ボーイズでプレー。宮城・東北高では副主将の3年夏に決勝で仙台育英に10-15で敗れるなど、甲子園出場はなし。マウントフッド・コミュニティーカレッジを経て22年秋、オレゴン大に編入。23年のシーズン25盗塁はリーグ新記録でナッシュビル地区MVP選出。同年7月のドラフト会議でホワイトソックスから11巡目(全体329位)で指名された。168センチ、68キロ。右投げ左打ち。