MLBと選手会の新労使協定交渉で、選手会側が1回目の協定案を提出したと複数の米メディアが27日(日本時間28日)、伝えた。戦力不均衡が問題視されている中でオーナー側はサラリーキャップの導入を望んでいるが、選手会の案にはそれは含まれておらず、収益分配の再構築や選手の待遇アップなどが提案された。主な提案内容は以下の通りとなる。
<1>メジャー40人枠に入っている選手の年俸を大幅に引き上げ、メジャーの最低年俸を今季の78万ドル(約1億2500万円)から来季150万ドル(約2億4000万円)に引き上げる。
<2>年俸調停前のボーナス額を大幅引き上げ。より多くの選手に支給されるよう改定する。
<3>年俸調停資格対象選手の拡大。
<4>FA選手と契約する際のクオリファイングオファーと球団へのペナルティーの撤廃。
<5>30歳を超えた選手に関してはメジャーのサービスタイムを現在の6年ではなく5年でFAの権利を取得する。
<6>収入の低い球団が積極的にFA補強を行った場合にドラフト指名権などの特典を与える。
ESPN電子版によると、これらの提案を受けたオーナー側は、28日(同29日)に対案を提出する予定だという。