ハーパー、ドジャースを擁護「巨額収益を上げているが、それだけではない」ロックアウト懸念で

フィリーズ・ブライス・ハーパー内野手(2025年10月8日撮影)

<ドジャース9-1フィリーズ>◇5月31日(日本時間6月1日)◇ドジャースタジアム

フィリーズのブライス・ハーパー内野手(33)が、12月1日の労使協定失効にともなう新労使協定の労使交渉の行方について、ロックアウトを懸念し、ドジャースを擁護した。

敵地でのドジャース戦の試合前、現地メディアの取材に対応。オーナー側と選手側の最初の意見交換ではオーナー側がサラリーキャップの導入などを提案したのに対し、選手側は断固反対の立場で、選手の待遇向上などを提案。サラリーキャップ導入のためにオーナー側がロックアウトをする可能性が予想されている。これについて「野球界は今、いい流れができており、この流れを止めるようなことは避けるべきだと、両サイドともに理解しなければならない」とし、ロックアウトに強く反対した。

オーナー側の理論では、サラリーキャップ導入は戦力不均衡を解消するためで、特にドジャースが資金力、戦力ともに一強状態になっていることに懸念の声が出ている。それについては「野球界がいい流れできているのはドジャースのおかげだ。彼らは巨額の収益を上げFA選手を次々と獲得しているが、ただそれだけではない。ドラフト戦略にも育成にも優れている。他球団は、それができていない」と擁護した。

この日の試合は先発の山本由伸を打てず、2打数無安打、1四球で、チームも完敗。試合後は「ヤマモトは僕らに対してベストの球を投げてきた。ドジャースは優れたチーム、ワールドシリーズチャンピオンだ」と話した。