大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希 ド軍日本人トリオそろい踏みで先発6登板負けなし5連勝

【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)5月31日(日本時間1日)=斎藤庸裕】ドジャースの日本人先発トリオが、最高の状態でそろい踏み5月を締めた。山本由伸投手(27)がフィリーズ戦に先発し、5回1/3を4安打無失点で今季5勝目。リーグ本塁打王カイル・シュワバー外野手(33)から3三振を奪うなど、今季最多10奪三振をマークした。20日以降では大谷翔平投手(31)と山本、佐々木朗希投手(24)は6戦負けなしの5連勝。今月は3選手で8勝4敗、防御率2・44と安定し、盤石の投手陣をけん引した。

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防御率0点台の大谷を筆頭に、山本、佐々木の日本人トリオが5連勝で5月をフィニッシュした。20日のパドレス戦で大谷が4勝目を挙げてから、3選手で6戦負けなし。この日、先発した山本は球数がかさみながらも6回途中まで無失点。ロバーツ監督は「彼やショウヘイのように優れた投手は、最高の状態ではなくても5イニング以上を無失点で抑えることができる」と、信頼感を口にした。

本塁打王シュワーバーとの対戦が象徴的だった。第1打席は山本がいきなり本領発揮。2ストライクと追い込むと、98・2マイル(約158キロ)のツーシームを内角から食い込ませ、低めに制球した。1度はボールの判定もABS(自動ストライク、ボール判定システム)で見逃し三振となった。「僕はすごく好きなシステムだなと思います」。“精密機械”とも呼ばれる制球力の強みを生かした。

第2打席はカーブでタイミングを外し、5回1死二、三塁のピンチでは外角高めの直球で空振り三振。「ちょっと狙ったところとは違いましたけど、しっかり思い切って投げれたので、結果的にスイングしてもらえるような球になった」と、力勝負でも圧倒した。

フォーシームの平均球速は96・7マイル(約156キロ)で、前回登板と比べて1・3マイル(約2キロ)上昇。「2日前のブルペンも思ったよりすごくスピードが出てて、今日もボールがいってる感じがあったので、そこはまた新しくいい感覚だった」と手応えがあった。

開幕から2カ月、日本人先発トリオの安定感がかみ合ってきた。

昨季は大谷が手術した右肘のリハビリ中で、6月中旬から投手復帰。その頃、佐々木は右肩の故障で離脱していた。9月に3選手そろったが、佐々木は先発から中継ぎへ配置転換された。先発に再転向となった今季は開幕から制球が不安定。4月までで防御率6・35と崩れたが、5月に入って制球力、球威ともに改善。ロバーツ監督も「少しずつ信頼を積み上げている」と語った。

チームの先発陣では左腕スネルが左肘の手術で長期離脱となり、腰痛の右腕グラスノーも復帰時期は不透明だ。苦しい状況の中、5月は大谷、山本、佐々木の3選手で8勝4敗、防御率2・44と盤石だった。「内容もどんどん良くなってますし、今日は6回途中で交代になりましたけど、次もいいピッチングができるように」と気を引き締めた山本。3連覇を狙うド軍にはやはり、トリオそろい踏みの安定感が欠かせない。

【ライブ速報詳細】大谷翔平は5打数2安打 山本由伸が5勝目 6回途中4安打無失点10奪三振好投