山本由伸の“二面性”垣間見えた メジャー初取材の記者に丁寧に対応 試合は集中力保ち快投披露

エンゼルス戦に先発したドジャース山本由伸(ロイター)

<ドジャース9-2エンゼルス>◇6日(日本時間7日)◇ドジャースタジアム

【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)6日(日本時間7日)=水谷京裕、斎藤庸裕】ドジャース山本由伸投手(27)がさすがの修正能力を発揮した。エンゼルス戦に先発し、今季最長となる8回を投げて2安打1失点。立ち上がりに先制を許したものの、2回以降は完全投球で今季6勝目をつかんだ。打線も初回に球団5年ぶりとなる1イニング9得点で山本を強力援護。「1番DH」で出場した大谷翔平投手(31)は、打者一巡して回ってきた初回1死二塁の場面で今季11号2ランを放つなど、4打数2安打2打点の活躍を見せた。

  ◇  ◇  ◇

ドジャース山本の“二面性”が垣間見えた2日間だった。登板前日だった5日(日本時間6日)のこと。メジャー初取材の私は、先輩記者に連れられて練習後に山本にあいさつをする機会があった。時間にしてわずか10秒ほどだったが「山本です!わざわざありがとうございます」。笑みを浮かべながら丁寧に対応してくれた。

それから1日後。山本はドジャースタジアムのマウンドで快投を披露した。初回に味方が打線爆発して9得点。大量援護をもらった形となったが「気を抜くことなく、とにかく集中して。高さとか、コースを意識して投げられましたし、流れを持っていかれないようにきっちりと丁寧なピッチングを心がけました」。集中力を保つことが難しそうな試合展開でも、8回まで投げきった。

いつもは穏やかだが、試合になったらいかなる場面でも「いつも通り」打者にフォーカスする。柔と剛を兼ね備える姿に、山本のすごみを感じた。【水谷京裕】

大谷翔平、7戦ぶり11号2ラン 山本由伸8回1失点で6勝目 ドジャース初回9得点快勝/詳細>>