山本由伸、さすがの修正能力を発揮 先制点献上も別人の投球で6勝目 余力感じさせるしぐさも

力投するドジャース山本(ロイター)

<ドジャース9-2エンゼルス>◇6日(日本時間7日)◇ドジャースタジアム

【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)6日(日本時間7日)=水谷京裕、斎藤庸裕】ドジャース山本由伸投手(27)がさすがの修正能力を発揮した。エンゼルス戦に先発し、今季最長となる8回を投げて2安打1失点。立ち上がりに先制を許したものの、2回以降は完全投球で今季6勝目をつかんだ。打線も初回に球団5年ぶりとなる1イニング9得点で山本を強力援護。「1番DH」で出場した大谷翔平投手(31)は、打者一巡して回ってきた初回1死二塁の場面で今季11号2ランを放つなど、4打数2安打2打点の活躍を見せた。

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山本がいたずらっぽく笑った。8回を投げ終えて涼しげな表情でベンチに戻ると、ニヤリとしながらロバーツ監督とアイコンタクト。余力がありそうなしぐさを見せながら、交代を意味する抱擁を交わした。初回2死から22者連続凡退を記録するなど、テンポ良くアウトを積み重ね「点差が開いてもしっかり1イニングずつっていうのは心がけているところなので、集中して投げられたのはすごく良かった」と振り返った。

明らかに別人の投球だった。初回2死走者なしから連打で先制点を献上。球数は25球を要した。それでも「初回に9点入るのは野球人生でも、もしかしたら初めて」と、直後の攻撃で味方が一挙9得点を挙げて逆転に成功。長い“リセットタイム”をもらった山本は「普通のイニング間と比べて、多めにウォーミングアップをして、マウンドに立ちました」。打たせてとる投球で、2回から8回まではわずか68球にまとめた。

さすがの切り替え力を発揮して、今季6勝目をマークした。先発投手陣は軒並み好調をキープしているだけに「みんながコンディション良くできてるなというのは思いますし、その中で置いてかれないようにしっかりチームの一員として頑張ります」。エースと呼ばれるにふさわしい投球を見せた。

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