大谷翔平、5年ぶり1イニング10得点口火の一打「いい夜になった」ロバーツ監督

パイレーツ戦の大谷翔平

<パイレーツ3-12ドジャース>◇10日(日本時間11日)◇PNCパーク

ドジャース大谷翔平投手(31)が、終盤で貴重な一打を放った。「1番DH」でパイレーツ戦に出場し、第3打席までは昨季のサイ・ヤング賞右腕スキーンズに凡退したが、交代後の7回無死二塁、追加点となる適時二塁打。1イニング10得点の口火を切った。

攻撃前には絶好のタイミングで大きな虹のアーチが出現した。半円でくっきり、PNCパークを包み込むような巨大レインボーが現れ、直後の大量得点。ロバーツ監督は「追加点を挙げて大きなヒットだった。ショウヘイにとって、いい夜になった」。左中間寄りのクリーンヒットで、一気に二塁まで進塁した。

同地では昨季、悪夢のような試合が続いた。9月初旬に敵地に乗り込んで3連戦。投打がかみ合わず、当時ナ・リーグ中地区最下位だったパ軍に3連敗で、まさかのスイープを食らった。2戦目に先発予定だった大谷は、体調不良で急きょ登板回避。思わぬアクシデントにも見舞われ、チームとしてどん底の状態に陥っていた。今季は打者一巡15人で長打2本、シングルヒット4本、4四球、犠飛、敵失と、レインボーのように変化する多彩な攻撃は止まらなかった。

21年6月2日のカージナルス戦以来、5年ぶりとなる1イニング10得点。8回の打席では代打を送られ、投打二刀流で先発予定の2戦目に備えた。(ピッツバーグ=斎藤庸裕)