ツインズは18日、通算602試合に登板し、75勝111セーブの右腕アル・ワーシントン氏が死去したと発表した。97歳だった。ホワイトソックス時代には信念に基づき、球団によるサイン盗みの強制を拒否し、一時的に引退したことで知られる。
ワーシントン氏は51年にカブス入り。ジャイアンツにトレードされ、53年にメジャーデビューした。レッドソックスを経て、60年の8月にホワイトソックスに移籍した。
入団後まもなく、球団が本拠地コミスキーパークのスコアボードのライト点灯を使ったサイン盗みを行っていると知った。双眼鏡を持ってスタンドに座ることも求められたという。良心に反するため、ロペス監督とグリーンバーグGMに抗議したが、訴えは認められずシーズン中に引退を決意した。
その後、大学へ戻って学位を取得し、プロに復帰。ルール5ドラフトでレッズに指名され、63年にはメジャーに復帰した。64年からツインズに移り、65年にドジャースとのワールドシリーズに出場するなど、救援投手として活躍した。
引退後はリバティ大でコーチ、体育局長を歴任した。
メジャー通算成績は、602試合で75勝82敗、111セーブ、防御率3.39だった。