ドジャース大谷翔平投手(31)が、二刀流で「Dad Strength(父親パワー)」を示した。24日(日本時間25日)、敵地でのツインズ戦に「1番DH兼投手」で出場し、6回を5安打3失点で今季8勝目。打者でも逆転の口火を切る適時打を放ち、3試合連続打点をマーク。投手では101マイル(約162・5キロ)以上を5度計測し、1試合で自己最多となった。先週末に第2子が誕生。男児だと明かし、心境の変化を語った。
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躍動感あふれるフォームで89球を投じた大谷は、力強かった。2回1死満塁、ピンチでギアを上げた。初球の内角球で自己最速タイの101・7マイル(約163・7キロ)をマーク。これが捕手ラッシングのミットをはじき、捕逸で失点したが、全球種の平均球速が上昇した。「今日はシンカー(ツーシーム)が良かったなと。そこでいい球を投げられていれば、またちょっと違う組み立てもできると思います」と振り返った。
ツーシームの平均球速は98・9マイル(約159キロ)で、通常より約5キロ上がった。フォーシームで101マイル(約162・5キロ)台を計測したのは5度。1試合ではこれまでの2度を大きく上回り、自己最多となった。味方の好守備にも助けられ、3失点にとどめたが「全体的にやっぱりそのイニング(2回)、迷いながら投げてる感じはあったので、それが球の質的にも出ていた」と、捕逸から適時打を浴びた場面を悔やんだ。
打者では直後の攻撃で、逆転の口火を切る適時打を放った。先週末に第2子となる男児が誕生し、産休から復帰して以降は2本塁打に1勝と二刀流でフル回転。父親パワーとも思えるパフォーマンスが続いている。「やっぱりかわいいですね。ただ、すぐ遠征に来ないといけなかったりとかがあるので、心配な部分が多い」と2児のパパっぽい一面をのぞかせ、新生活について「1人より2人の方が倍以上、大変なんじゃないかなと思う。球場と家は分けて、感覚的にはそういう感じではあるので、両方楽しみながら、みんなで過ごしたい」と心境を語った。
今季は、ワールドシリーズ3連覇を目標に掲げる。野球や家族観を含め、高校生の時に記した人生設計シートと重なる部分もあるが、その点の意識については「いや、もう全くないですね。全部忘れたので。埋めようと思って、書いてるものもありますし」と笑った。投打で活躍し、チームの3連勝に貢献。敵地ターゲットフィールドには3万9853人が駆けつけ、今季初のチケット完売。チームでも家族でも、大黒柱としてさらにたくましくなった大谷の姿に、満員のファンが沸いた。