<ドジャース2-5パドレス>◇5日(日本時間6日)◇ドジャースタジアム
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(54)が、ベネズエラの大地震で家族を亡くしたエリエゼル・アルフォンゾ捕手(26)の心情を思いやった。
ベネズエラ出身で、この日メジャーデビュー。母国では6月24日にマグニチュード7・2と7・5の大地震が発生し、現時点で死者が3300人を超えたと伝えられている。
アルフォンゾの姉と継母は、今回の地震で犠牲になったという。ロバーツ監督は「彼は感情を表に出さなかった。今日、(メジャーデビューで)夢をかなえたことをうれしく思う。家族のことが1日中ずっと彼の心の中にあったはずだが、本当に素晴らしい仕事をしてくれました。ただ、今日が終われば、押し寄せてくる現実と向き合わなければいけない。とても胸が痛み、悲惨な出来事だ。出来る限り、サポートしていきたい」と話した。
野球でプレーを続けながら、家族を亡くす辛さを同監督は心得ている。「私も経験がある。(現役時代の)春季キャンプの終盤に父を亡くした。それでもシーズン開幕へ向けて前に進み、準備を続ける必要があった。決して簡単なことではない。選手である前に一人の人間であって、家族は何よりも大切。選手というのは、気持ちを切り替え、感情を一時的に脇へ置いてプレーすることができるものだけど、心が痛い。きっと、多くの人が支えてくれているでしょう」と、自らの経験を元に語った。