<ドジャース3-9ダイヤモンドバックス>◇10日(日本時間11日)◇ドジャースタジアム
【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)10日(日本時間11日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(31)が、登板回避とオールスター辞退の緊急事態から、衝撃的な1発を放った。ダイヤモンドバックス戦に「1番DH」で出場し、第1打席で左越えの21号ソロをマーク。腫れがある左膝の状態を考慮し、先発登板の回避と、両リーグ最多得票でDH出場が決まっていたオールスター戦の出場を断念した。悲報の直後に打つのは大谷の“あるある”。無念の思いを秘めながら、超一流の技術とパワーを見せつけた。
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一進一退の状態で、大谷は休む決断を下した。登板回避とオールスター辞退。「昨日(チーム関係者と)電話しながら決めたというか、僕が納得して受け入れたという感じ。日々の試合もそうでしたけど、(左ひざは)今日いい、今日悪いみたいな感じではあった。オールスターまでにどの程度良くなるかによって、注射が必要なのかどうなのかも含めて決めたいねと、話していたので。毎日、確認しながら」と、医療スタッフとのやりとりの一端を明かした。
腫れがあるのは「どちらかというとニーキャップ(膝頭)」と説明した。「最大伸展と最大屈曲の制限がある状態。ちょっと長めの4日間、5日間ぐらいの休憩が入るので、そこで(注射)打った方がいい」と判断するに至った。19年に手術した二分膝蓋(しつがい)骨との関連性はあるのか。「全体のバランス含めて(違和感が)出る時もあれば、(投球時の左足の)着地の角度であったり、捻挫みたいな感じでひねる時もあれば。僕自身はここ(が原因)でっていうことはなかったので、ちょっと分からないですけど、そこも含めてドクターと話してっていう感じ」と語った。
オールスターのファン投票では初の両リーグ最多得票で、DH出場が決まっていた。打者ではさほど問題はないが、二刀流であるがゆえに休養を優先。「プレーできない申し訳なさというか、選んでもらってて辞退しなければいけないという状況になってしまってるのは、ちょっと心残りではある」と心境を吐露した。
選手である限り、常に出場意欲があるのは変わらない。「無理をすれば今日も行ける状態ではあった」と明かした一方で「一番は今、チーム的には貯金が多くあって、ある程度余裕がある状態ではあると思うので。ポストシーズンを見据えながら、そこに合わせていきたいところではあると思う」。2位と13・5ゲーム差で首位を独走する。エンゼルス時代とは違い、ド軍の一員として本番を迎えるのは10月。チームと共有する最終ゴールを優先した。