AIの利用を禁止した措置、MLB側が各球団に通達した内容をAP通信が公開

MLBがベンチ内でのiPadを用いたAIの利用を禁止した措置に関し、MLB側が各球団に通達した文書の内容をAP通信が17日(日本時間18日)に公開した。

AP通信によると、タブレット端末では映像の確認やリーグが提供するデータの他に、各球団が設定した「カスタムタブ」にアクセスが可能だった。だが、複数の球団がこのカスタムタブでAIを導入していたため、後半戦が始まった15日からこのタブへのアクセスが制限されたという。

MLBの野球運営を担当するモーガン・ソード氏は、6月11日に各球団のGMら宛てに「このカスタムタブによって、ダッグアウトのiPadの使用が本来の目的を超え、交代や投球指示、その他の従来は選手やコーチが行ってきた試合中の判断に関する提案まで含まれるようになっていた」と指摘。禁止措置が実施されるまで約1カ月の猶予があったのは「(AIを利用する)カスタムタブに依存してきた球団に対し、必要な調整を行うための準備期間」を与えるためだという。

MLBではベンチ内でのiPadの使用が2016年から解禁された。データなどを確認する目的のためだけに使用でき、試合中にインターネットやSNSにアクセスすることは禁止されている。