元西武の左腕ジェフリー・ヤンが念願のメジャーデビュー、初三振後にジャンプパフォ披露

<ガーディアンズ-メッツ>◇5日(日本時間6日)◇プログレッシブフィールド

元西武で奪三振後のジャンプ・パフォーマンスで知られるメッツの左腕ジェフリー・ヤン投手(29)が、敵地でのガーディアンズ戦で念願のメジャーデビュー。1回を投げ2安打無失点、1四球2三振に抑えて初ホールドを記録し、初三振を奪った後には代名詞のパフォーマンスも披露した。

ヤンは前日4日にメジャーに昇格し、4-3と1点リードの6回から2番手で登板。先頭の代打マルティネスをカウント1-2から内角スライダーで見逃し三振に仕留めると、マウンドでジャンプして両足を広げる「ラ・センテンシア」を行った。実況も「マウンド上でジャンプするセレブショーン。彼にしかできません。客席も盛り上がります」と興奮。MLB公式Xや球団公式Xもヤンの動画を投稿し、ガーディアンズのベンチでも複数の選手がまねをしていた。

続くベイリーに左前打、ヘナオに中前打、クワンには四球を与えて1死満塁となったが、2番デローターをスライダーで空振り三振に仕留め再びマウンド上でジャンプ。最後は3番アデルを遊ゴロに打ち取り、無失点で切り抜け初ホールドを記録した。最速は101.1マイル(約162.7キロ)だった。

ヤンは試合後のインタビューで「とても興奮していたし、少し緊張もしていた。ピンチを招いてしまったが、なんとか切り抜けることができた。この機会をもらえて感謝しています」とデビュー登板を振り返り、敵地のファンからブーイングを受けたことには「正直に言うと、あまり(そのことを)考えていない。彼らはチケットを買って球場に来ているし、私に何を言っても、ブーイングでも、何をしたっていい。自分は自分のことに集中しているし、試合を楽しむ」と話した。

ドミニカ共和国出身のヤンは13年にエンゼルスと契約したが、17年にリリース。その後はアリゾナ州でアマチュアチームに所属しながら屋根工事や配達業などに従事し、21年にマーリンズとマイナー契約。24年に西武と契約して来日し、37試合で防御率5.58だった。

25年はロッキーズとマイナー契約し、7月にリリースされ8月にメッツとマイナー契約を結んでいた。今季3Aでは14試合で2勝1敗、1ホールド1セーブ、防御率2.40だった。