<カブス7-6ドジャース>◇5日(日本時間6日)◇リグリーフィールド
ドジャース大谷翔平投手は、リスクと慎重さの狭間で投手復帰を模索する。
敵地シカゴでのカブス3連戦もフィールド上でキャッチボールは行わなかった。一方で、打者出場は継続。左ひざは万全ではない。多少のリスクを背負いながらもプレーを続けていく。その意思は固かった。
「方法としては、出ないっていう選択肢が一番ケガもしないし、悪化もしないしっていうことではありますけど、誰しも万全な状態ではやってない。あらかじめリスクを取りながら、それを最小限に抑えながら出場して、貢献してポストシーズンに進んでいくっていうことだと思うので」
ナ・リーグ西地区2位に最大14ゲーム差をつけて独走していたが、6連敗も響き、8ゲーム差に縮まった。「すごく余裕があるかと言われたら、そういう状況でもないですし、オフェンスの1人として、守備についているわけではないので、高いリスクがあるかと言われたらそうではないと思いますし、少しのリスクを取りながら。それよりも貢献する可能性の方が高いとは思ってるので、出場をしてるという感じ」。中軸としての使命を背負うかのように、言葉を並べた。覚悟は決まっている。
一方で、キャッチボール再開時期について「近いうちにしたいなと。強い強度でやって、後退するのが一番よくないと思うので、本当に自信を持って、このぐらいの強度なら問題なく前に進んでいけるっていうのを少しずつ積み上げていくのが大事」と慎重さは欠いていない。正念場はまだ先にある。「今、打席中心ですけど、投げる方も、しっかりと早くいい状態に投げられるように」。一進一退、忍耐の日々が続く。(シカゴ=斎藤庸裕)