<ドジャース6-5ロイヤルズ>◇10日(日本時間11日)◇ドジャースタジアム
「ゲームチェンジャー」が、現役最強左腕スクバルを救った。ドジャース大谷翔平投手(32)が10日(日本時間)、「1番DH」でロイヤルズ戦に出場し、4打数2安打1打点。5月16日以来の1盗塁をマークし、2得点で逆転勝ちに貢献した。
トレード市場で最も注目され、タイガースから移籍したスクバルが本拠地デビュー。序盤に3点を失う展開となり、重い空気が漂った。すると大谷が3回無死二塁の第2打席で右中間への適時二塁打を放ち、反撃開始。これで流れが変わり始めた。6回にマンシーの適時二塁打で逆転し、7回に同点に追いつかれたが、大谷のハッスルプレーで決着がついた。
7回裏の第4打席で中前打を放ち、2番パヘスの打席で約3カ月ぶりの盗塁に成功した。チャンスメークすると、3番フリーマンの右前打で全力疾走。この日2得点目となる決勝ホームを踏んだ。ロバーツ監督は「打席でのスイングも良かったし、いいプレーをした。ショウヘイが右中間、左中間と球場全体に打球を飛ばしている時は、調子のいい時。走塁についても問題ない」と、うなずいた。
チームは7月31日から7連敗を喫するなど、8月は9戦2勝7敗スタート。この日は、同監督が「危機感を持たなければいけない」と厳しい姿勢で臨んだ試合でもあった。5回3失点でリードを許したまま降板したスクバルは「打線にも守備にも大事な場面で助けてもらった。結束力の強いグループで、自分を支えてくれている。それを実感している」と感謝。突破口を開いたゲームチェンジャーの大谷や、チームリーダーの3番フリーマンら主力選手の好プレーに救われた。(ロサンゼルス=斎藤庸裕)