ドジャースがトミー・ジョンさんを追悼 肘靱帯手術を最初に受けたパイオニア

ドジャースなどで通算288勝を挙げひじの靱帯(じんたい)再建手術を初めて受けその名称由来となったトミー・ジョンさんが15日に83歳で死去したと、ドジャースが16日(日本時間17日)に発表し、追悼の言葉を寄せた。

ドジャースのスタン・カステン球団社長は「トミーは、MLBのキャリアを通して比類なき投手でした。球界で初めてひじの手術を受け、それが自身の名前になるほどの出来事だったこと、その勇気は称賛してもしきれません。フィールド内外で彼が及ぼしたインパクトは、すべての世代の選手たちが感じており、永遠に忘れ去られることはないでしょう」と文書でコメントを発表。ドジャースの球団公式Xでも「深く哀悼の意を表し、ご家族やご友人にお悔やみを申し上げます」と追悼した。

この日のドジャースタジアムでのブルワーズ戦では黙とうが捧げられ、ジョンさんの追悼ビデオが流された。

ジョンさんはドジャースに所属していた1974年に故フランク・ジョーブ博士が考案したひじの靱帯に他の部位から正常な腱(けん)を移植する手術を初めて受け、約1年半後に復帰。術後は46歳で引退するまでヤンキースなどで164勝を挙げた。