ドジャースなどで通算288勝を挙げひじの靱帯(じんたい)再建手術を初めて受けその名称由来となったトミー・ジョンさんが15日に83歳で死去したと、ドジャースが16日(日本時間17日)に発表した。
左腕だったトミー・ジョンさんはドジャースに所属していた74年に故フランク・ジョーブ博士が考案したひじの靱帯に他の部位から正常な腱(けん)を移植する手術を初めて受け、約1年半後に復帰。術後は46歳で引退するまでヤンキースなどで164勝を挙げた。通算288勝231敗。
執刀医ではなく、初めて手術を受けた投手の名前が呼称となり、広く野球界に普及。日本選手も多くの術例があり、ドジャースの大谷翔平投手やパドレスのダルビッシュ有投手、ロッテで通算215勝を挙げた村田兆治氏、元巨人の桑田真澄氏、西武、レッドソックスなどで活躍した松坂大輔氏らも同手術を受けた。
この日のドジャースタジアムでのブルワーズ戦では黙祷(もくとう)が捧げられ、ジョンさんの追悼ビデオが流された。