村上宗隆、2戦ぶり勝ち越し28号2ラン「負ける雰囲気感じてない」Wソックスは敵地でスイープ

<タイガース5-7ホワイトソックス>◇16日(日本時間17日)◇コメリカパーク

ホワイトソックス村上宗隆内野手(26)が16日(日本時間17日)、敵地でのタイガース戦に「2番一塁」で出場。14日以来2試合ぶりとなる値千金の28号決勝2ランを放った。首位のホ軍は同地区のライバル相手に敵地でスイープ(同一カード3連勝)。2位に今季最大の5・5ゲーム差を付け、5年ぶりのプレーオフへ向け、大きく前進した。

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静まりかえる敵地のスタンドをよそに、村上を出迎えるホ軍ベンチは、一気に盛り上がっていた。4-4の同点で迎えた7回無死一塁。タ軍の救援左腕ホルトンのカウント1-1から甘く入ったツーシームを捉え、左中間へ運ぶ勝ち越し2ランを放った。「すごくいい場面で打てたのがすごく良かった。バットを内から出すイメージをした」。左腕相手に逆方向へ打ち返した一撃は、天性のスラッガーならではの芸当だった。

序盤の劣勢をはね返し、完全に試合の流れを引き戻した。9回には、親友の3番バルガスも28号ソロを放ち、今季10度目のアベック弾。村上は「一緒に打てるのはうれしいですし、これからも続けていきたい」と声を弾ませた。

地区首位を走るホ軍にとって、今後を占ううえで重要な3連戦だった。初戦に続き、この日も2位につけるタ軍に逆転勝ちを収め、敵地で同地区の宿敵をスイープ。2位とのゲーム差を今季最大の5・5まで広げ、首位の座を堅持した。村上は「僕の一打で勝ち越したが、本当にチーム一丸となっての勝利だと思う。誰ひとりとして負ける雰囲気を感じていない」と、チームの状態の良さを強調する。昨季まで3年連続で100敗以上を喫し、開幕前は下馬評にも挙がらなかった「弱小」のイメージは、完全に払拭(ふっしょく)した。

17日(同18日)からは、カブス相手に敵地での「シカゴダービー」3連戦。ともにポストシーズン(PS)進出に近付いており、緊迫した戦いとなるのは間違いない。ベナブル監督は「とても大きなチャレンジ。エキサイティングなシリーズになるだろう」と、PSの前哨戦へ意欲を見せた。