<ロッキーズ-ドジャース>◇18日(日本時間19日)◇クアーズフィールド
ドジャース大谷翔平投手投手(32)が、ロッキーズ戦に「1番DH」でスタメンに名を連ねた。前夜のロッキーズとの3連戦初戦は、菅野智之投手(36)と対戦し、28号ソロを含む2安打をマーク。4打席目には、今季初の2打席連続本塁打となる29号2ランを放ち、自身6年連続の30本塁打に王手をかけ、今季初の4安打をマークした。
ドジャースが試合前に公表する「GAME NOTES」に書かれた見どころは。
■好調を維持
ドジャースは17日(日本時間18日)コロラドに乗り込み、ロッキーズを圧倒して敵地シリーズの幕を開けた。2桁得点は7月2日以来。オールスター明けの成績を14勝15敗とし、メジャー最高勝率のブルワーズ(77勝48敗、勝率.616)を2.5ゲーム差で追っている。この日、ドジャースはロッキーズとの3連戦の2戦目に臨み、今季26度目のカード勝ち越しを狙う。チームは試合後に帰路につき、木曜日の休養日を経て、週末は本拠地でピッツバーグ・パイレーツとの3連戦、来週月曜日からはアトランタ・ブレーブス(8月25~27日)、デトロイト・タイガース(8月28~30日)を回る6連戦の遠征が控えている。
○ドジャースの敵地成績は38勝25敗(勝率.603)で、メジャー全体で1位。2023年シーズン以降、対ロッキーズは39勝11敗(勝率.780)。
○クアーズ・フィールドでも18勝8敗(勝率.692)と圧倒。ロッキーズは2022年6月下旬を最後にドジャースからシリーズ勝ち越しを奪えておらず、今季もドジャースが対戦8カード中7カードを制している。
■高地の乱打戦で打線が火を噴く
17日(日本時間18日)のドジャース打線は14安打、3本塁打、長打7本と爆発し、11-5で快勝した。先発のブレイク・スネル投手がその恩恵を受け、6回2安打1失点の好投で今季初勝利を挙げた。スネルの対ロッキーズ戦無失点記録は27イニングで止まったものの、5三振を奪い、防御率を3.60に改善させた。打撃陣では、大谷翔平投手がシーズン最多の4安打を放ち、今季2度目のマルチ本塁打を記録。フレディ・フリーマン内野手とアンディ・パヘス外野手もそれぞれ3安打をマーク。大谷が3打点を挙げたほか、マックス・マンシーも推定飛距離461フィート(約140.5メートル)の特大3ランを放ち、25号に到達した。
マンシーの放った1発は今季のチーム最長飛距離。彼はクアーズ・フィールドでの直近5試合で21打数12安打(打率.571)、5本塁打、8打点と爆発している。通算でも同球場では58試合で打率.274、19本塁打、OPS .971と相性抜群。
フリーマンは昨夜2本の二塁打を放ち、自己ワーストだった18試合連続長打なしの記録を止めた。通算二塁打数は576本となり、歴代24位の殿堂入り打者ウェイド・ボッグスまであと2本。ロードでは打率.335、後半戦は打率.340と好調を維持。本塁打は35試合出ていないが、昨年の自己ワースト記録(41試合)にはまだ届いていない。
■5度目の栄冠へ、大谷翔平の勢い
二刀流の大谷は3年連続のナ・リーグMVP、そして自身5度目のMVP獲得へ向けて邁進している。17日(同18日)は2024年9月27日(同じくクアーズ・フィールド)以来となる4安打。今季成績は打率.295、出塁率.392、長打率.556、OPS .948を記録し、長打率とOPSはリーグ首位。出塁率2位、打率6位、本塁打29本(6位タイ)、長打数56(5位タイ)、得点81(6位タイ)と主要部門で軒並み上位にランクインしている。投手としても14先発で防御率1.79(81.2イニングで自責点17)と驚異的。サラ・ラングス記者(MLB.com)によれば、開幕10先発時点での防御率0.74を上回る数字を残したのは、メジャー史上、ジェイコブ・デグロム(2021年:0.56)とホアン・マリシャル(1966年:0.59)の2人しかいない。
○大谷は対ロッキーズ通算48試合で打率.378、19本塁打を記録。通算OPS 1.226は、200打席以上の打者の中で歴代最高。さらに同球場では現在21試合連続安打中で、その間の成績は92打数38安打(打率.413)、9本塁打、24打点となっている。
■ラワー、相性の良いクアーズで登板へ
エリク・ラウアー投手が今季12度目(11度目の先発)の登板に臨む。前回登板のロイヤルズ戦ではシーズン最長の6.1イニングを投げ、4安打2失点(自責1)で勝利を挙げた。5月17日にブルージェイズから加入して以来、6勝1敗、防御率3.48、WHIP 1.10と好成績。メジャー8年間の通算成績は52勝45敗、防御率4.20。ラウアーが先発した試合でドジャースは10勝1敗と圧倒的な勝率を誇っている。
○ラウアーは今季ロッキーズ戦に2度先発し、1勝0敗、防御率3.00。いずれも本拠地ドジャー・スタジアムでの登板だったが、相性の良さを敵地でも発揮したい。
■左打者の系譜、100打点の金字塔
2001年のこの日(8月19日)、ショーン・グリーンはドジャースの左打者として初めて100打点の大台に到達した。グリーンはこの年、当時の球団記録である49本塁打を放ち、最終的に125打点を記録。本塁打記録は2024年に大谷翔平によって更新された。ドジャースの歴史の中で、シーズン100打点を達成した左打者は以下の8名のみである(ショーン・グリーン、J.D.ドリュー、アンドレ・イーシアー、エイドリアン・ゴンザレス、コーディ・ベリンジャー、フレディ・フリーマン、マックス・マンシー、そして大谷翔平)。