【ドジャース公式全文】スクバル、古巣タイガースを相手に初の凱旋登板/見どころ

ドジャース公式のGAME NOTES

<タイガース-ドジャース>◇28日(日本時間29日)◇コメリカパーク

ドジャース大谷翔平投手(32)が「1番DH」で出場する。先発はタリク・スクバル投手(29)で、ド軍にトレードで移籍後、慣れ親しんだ古巣の球場で初の凱旋(がいせん)登板に臨む。試合前に公表された球団「GAME NOTES」の見どころとは。

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■気持ちを新たに敵地デトロイトへ

ドジャースは昨夜、ブレーブスに0-1で敗れ、今季4度目となるスイープ(対戦カード全敗)を喫した。敗因は初回、初球にドレイク・ボールドウィンに許したソロ本塁打によるものだった。3試合連続の1点差敗戦はチームとして2018年以来初となり、今季21度目の1点差負けはメッツ、カージナルスと並びナ・リーグで2番目に多い数字となった。ドジャースはナショナル・リーグのプレーオフ争いで第2シードの座を巡り、ブレーブスに対し1.0ゲーム差を維持しているものの、首位ミルウォーキー・ブルワーズ(83勝51敗)には3.0ゲーム差に広げられた。過去14シーズンで13回目となる地区優勝を目指す中、首位ドジャースは2位サンディエゴ・パドレスに8.0ゲーム差をつけている。今週末の3連戦を終えた後、月曜日の休日を挟み、ロサンゼルスに戻ってカージナルス(9月1~3日)、ナショナルズ(9月4~6日)、レッズ(9月7~9日)を迎える9連戦のホームスタンドを主催する。

ドジャースは昨シーズン開幕週にタイガースがドジャー・スタジアムを訪れた際にスイープを達成したが、2024年にコメリカ・パークで行われた対戦では1勝2敗で負け越している。

■セールの前に今季3度目の完封負け

ドジャースは昨夜、ブレーブスに0-1で敗れ、今季わずか3度目となる完封負けを喫した。完封負けは5月18日にパドレスに0-1で敗れて以来となる。山本由伸はマウンドで素晴らしい投球を見せたものの、初回にボールドウィンに許した初球先頭打者本塁打に試合を通じて泣かされる形となった。山本は初回以降に迎えた23打者のうち19人を打ち取り、4安打1四球8奪三振の好投を見せた。ドジャース打線は沈黙し、マルチ安打を記録したのは初回の単打と4回の二塁打を放ったムーキー・ベッツのみだった。5回にベン・ロートベット、9回には反撃ののろしを上げるべくフレディ・フリーマンとミゲル・ロハスが単打を放ったものの、今季38度目となる逆転勝利には届かなかった。

エドガルド・エンリケスは昨夜も8回に3者連続三振を奪うなど無失点に抑え、被本塁打なしの記録を自己最高の47回1/3に伸ばした。この記録は継続中のものとしてメジャー3位、今季メジャー全体でも5番目に長い記録である。

7回に2アウトを奪って降板した左腕ジャック・ドレイヤーは、8月の防御率を1.80(13試合で10回0/3を投げ2自責点)まで改善させた。

■トミーからフェディへつながる出塁記録

8回に死球を受けたトミー・エドマンは、連続出塁記録を8試合に伸ばし、今季最長(6月6~15日の9試合)まであと1試合と迫った。この期間中、エドマンは打率.276、出塁率.417、長打率.483、OPS.900を記録し、3二塁打、1本塁打、4打点をマークしている。この8試合連続出塁は、ハンター・フェドゥシアと並び現在チーム最長タイ記録である。フェドゥシアは同期間中に打率.333、出塁率.440、長打率.381、OPS.821を記録し、1二塁打、3打点をあげている。

■大谷翔平、5度目のMVPへ

二刀流のスーパースター大谷翔平は、3シーズン連続となるナショナル・リーグMVP獲得、そしてキャリア5度目のMVP受賞に向けて邁進(まいしん)を続けている。昨夜のアトランタ戦ではクリス・セールに対し2三振を喫するなど4打数無安打に終わったものの、直近27試合では打率.299、出塁率.380、長打率.617、OPS.997と好調を維持している。今季全体では打率.285、出塁率.385、長打率.542、OPS.927を記録。ナ・リーグ打撃部門でOPS(2位)、長打率(3位)、出塁率(3位)、本塁打(30本で5位タイ)、長打数(59本で5位)、打点(80打点で7位タイ)、四球(76個で6位タイ)、得点(86得点で6位タイ)、打率(13位)と主要部門で上位につけている。マウンドでは、右腕として14先発で防御率1.79(81.2イニングで17自責点)という圧倒的な成績を残しており、2026年シーズンの開幕10先発では防御率0.74を記録した。MLB.comのサラ・ラングスによると、開幕10先発時点でこれより低い防御率を記録した投手はMLB史上、2021年のジェイコブ・デグロム(0.56)と1996年のホアン・マリシャル(0.59)の2人のみである。

大谷はタイガースとの通算30試合で打率.298(104打数31安打)、出塁率.431、長打率.721、OPS1.152と抜群の相性を誇る。通算13本塁打、26打点を記録しており、エンゼルス時代には2021年6月18日、2022年9月5日、2023年7月27日と計3度の1試合2本塁打を記録している。

■古巣との対戦、タリク・スクバル

ドジャースの左腕タリク・スクバルが、8月2日にデトロイト・タイガースからトレード移籍して以来初めて敵地としてコメリカ・パークへ帰り、ドジャースでの5度目の先発マウンドに上がる。前回登板(パイレーツ戦)では7回0/3を投げ、5安打3自責点、11奪三振の投球でドジャース移籍後初勝利を挙げた。この試合でスクバルは2試合連続となる100球超え(8月22日パイレーツ戦で106球・ストライク74球、8月16日ブルワーズ戦で109球・ストライク77球)を記録し、キャリア初の快挙となった。今季両球団を合わせた成績は20先発で8勝7敗、防御率2.91(120回2/3で39自責点)、146奪三振、21四球を記録している。スクーバルは2018年のドラフト9巡目でタイガースから指名を受け、2020年に同球団でメジャーデビューを果たした。

スクバルは2024年と2025年にタイガースで2年連続のサイ・ヤング賞を受賞しており、アメリカン・リーグでの連続受賞はペドロ・マルチネス(1999~2000年)以来となった。また2024~2025年にオールスターに選出され、昨シーズンはア・リーグの先発投手を務めた。

■奪三振の山を築く

2020年8月18日のメジャーデビュー以来、タリク・スクバルは157試合で1,035三振を奪っており、同期間のメジャー全体で10位の数字である。タイガースでの最終登板となった7月29日には通算1,000奪三振に到達し、球団最速(わずか857イニング)での大台達成となった。

大谷翔平「1番DH」8試合ぶり31号出るか スクバルが古巣タイガース戦先発/速報中