ブルージェイズ岡本和真が日本人5人目の30号「30本は打ちたいなと目標を立ててやっていた」

<アスレチックス2-4ブルージェイズ>◇8日(日本時間9日)◇サターヘルスパーク

日本人野手が、パワーでメジャーを席巻する時代がやって来た。ブルージェイズ岡本和真内野手(30)が8日(日本時間9日)、敵地ウエストサクラメントのアスレチックス戦で30号本塁打を放った。今季の日本人では大谷翔平(ドジャース)村上宗隆(ホワイトソックス)に次いで3人目。「日本人の30発トリオ」は初めてとなった。メジャー1年目の日本人では村上に次いで、2人目の大台到達となった。

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これぞ長距離砲の高弾道だ。岡本は高めのカットボールを完全に捉え、確信歩きで左翼後方のテーブル席に吸い込まれる打球を見送った。2回に打った30号は、打球角度36度で最高到達点は38・7メートル、飛距離118メートル。「30本は打ちたいなという目標を立ててやっていた」。日本で6度も経験していた数字とはいえ、節目のクリアを素直に喜んだ。シュナイダー監督は球団公式サイトによると「30というのは、かなり格好いい節目だ。彼が仲間入りした日本人選手たちのリストは、かなり素晴らしい」と祝福した。

2試合連続本塁打で、背負どころの9月打率は3割3分3厘、OPSは1・009と絶好調だ。岡本は「感覚が良くなってきているというのはちょっと前からあった」と状態が上向いていることを認めた。

昨季のア・リーグ王者チームで、不動の主軸となっている。30本塁打は、チーム2位スプリンガーの14本の2倍以上。打点83も、ゲレロとヒメネスの54を大きく上回る。岡本の長打力が、ワイルドカード争いでポストシーズン進出圏内に1ゲーム差に迫ったチームの命運を握っている。

日本人メジャーリーガーで成功例の少ない三塁守備でも奮闘している。前日の試合で挟殺プレーに失敗し、捕球ミスと悪送球で2失策が記録された。この日は気温35度近くの猛暑だったが、早出で守備練習。2回と7回に三塁線のゴロを華麗にさばき、シュナイダー監督を「守備で猛烈に努力している。あそこでかなり堅実に守れる選手になった」と喜ばせた。

公式戦は残り16試合。「これからも変わらずしっかり準備をしていきたい」といつもの言葉を繰り返し、主砲としての責任感をにじませた。

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