イチロー氏(52=マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクター)が、女優の長澤まさみ(39)、武豊騎手(57)との親交を明かした。14日、都内で武豊騎手(57)と「『競馬の日』ウィークに届ける『9・21JRAアニバーサリー』PR発表会」に出席。意外な交友関係を紹介した。
イチロー氏と長澤が初めて会ったのは「20年前(長澤が)高校3年生ぐらいだった」というCM撮影だった。当時の印象を「得体の知れないスケールがあった」とした。最近になってJRAの仕事で再会し「すごく大人になっていた。優しいオーラに包まれていた。包み込んでくれるオーラがあった」と感激していた。
武騎手とは、オリックス時代から親交があった。35歳ぐらいからは一緒にお酒を飲むようになり「短パンとTシャツ」というカジュアルな格好で会うほどの間柄だという。
マリナーズでの19年3月の引退試合は、武騎手がスタンドに駆けつけていた。一方、武騎手がドウデュースでジャパンカップを制した際は、イチロー氏が東京競馬場で見届けていた。イチロー氏は「説明できないものを持っているのがスーパースター」と、勝負強さに舌を巻いていた。
武騎手が驚いたのは、イチロー氏の身体能力だ。イチロー氏が引退後に栗東トレセンの福永祐一厩舎(きゅうしゃ)を訪問し、練習用の木馬に乗った時のこと。経験のない人なら、レース用の短いあぶみに足をかけて馬上でバランスを取るのが精いっぱいのはずが、イチロー氏は最初から安定した体勢を保つことができた。武騎手が「見たことがない」というバランス感覚と体幹の強さだった。日米通算4367安打の肉体に感心していた。【斎藤直樹】