カブス今永昇太 6回1失点8Kの好投で11勝目「これを継続できるよう」3戦連続QSで3連勝

<カブス8-4ブレーブス>◇16日(日本時間17日)◇リグリーフィールド

カブス今永昇太投手(33)が16日(日本時間17日)、本拠地でのブレーブス戦に先発し、6回4安打無四球で1失点、8三振を奪う好投で、今季11勝目(10敗)を挙げた。「自分のやるべきことをしっかりやろうと心掛けた。試合前のプラン通りに進められたのでホッとしています」と淡々と振り返った。

序盤、不運な安打で走者を背負うケースもあったものの、危なげない投球で流れを引き寄せた。2回途中からは11打者連続凡退。6点リードの6回、先頭に二塁打を浴び、内野ゴロ2本で1点を許したが、6回を100球で投げ切り、救援陣にマウンドを譲った。「今日の自分の感覚だったら、おそらくどの相手が来ても、ある程度は試合をつくれたという自信はある。打者が苦手な球、待っていない球を選択し、なおかつ制球も良かった」。

長丁場の公式戦。体調管理を含め、調子の浮き沈みは避けて通れない。だが、過去2年間の教訓を胸に「9月には立ち直せる。そういうメンタリティーでいた」と、確たる自信を持って終盤戦を迎えていた。8月下旬のシアトル遠征では、マリナーズで活躍したイチローさんからアドバイスをもらった。「常に8割。何が起こっても心に余裕を持って物事に対処していくこと」。この言葉を肝に銘じ、8月以降は1勝にとどまった昨季とは対照的なシーズン終盤を過ごしている。

レギュラーシーズン最終盤の9月は負けなしの3連勝で、すべてクオリティー・スタート(6回以上、自責点3以内)をクリア。ようやく白星も先行した。ボストシーズンへ向けて照準は合ってきた。「これを継続できるようにやっていきたい」。地区優勝は逃しても、視線の先にあるものは変わっていない。