村上宗隆 美酒から一夜明けでも2発 侍同僚のロッキーズ菅野智之から34号&35号

ロッキーズ戦の1回、右越えに34号本塁打を放つホワイトソックス村上宗隆(ロイター)

<ホワイトソックス6-1ロッキーズ>◇25日(日本時間26日)◇レートフィールド

逆転地区Vへ離れない。ホワイトソックス村上宗隆内野手(26)が24日(日本時間25日)、本拠地でのロッキーズ戦に「4番一塁」で出場。ポストシーズン(PS)進出の美酒から一夜明けで、メジャー初対決となった菅野智之投手(36)から2本塁打を放った。初回に3試合ぶりの34号ソロで波に乗り、2点リードの7回には35号ソロでダメ押し。4打数3安打3打点の活躍で勝利に貢献し、首位ガーディアンズとの1ゲーム差を守った。

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マウンドに立つ菅野を見つめつつ、打席に向かう村上に、前日敵地でシャンパンファイトの美酒にまみれた余韻は、まったく残っていなかった。1点を先制した直後の1回。カウント2-2から内角へ入るスライダーを右翼席へ運んだ。7回には、1ボールから外角寄りのツーシームを左中間席へたたき込んだ。日本時代は7年で54打数11安打と分の悪かった10歳上のベテラン右腕を攻略。「(日本時代とは)違うイメージを持ちながら、打席に立った。必死に食らいついて何とか打てた」。NPBでしのぎを削り、侍ジャパンで共に闘った先輩とのメジャー初対決を冷静に振り返った。

8回1死一、三塁では、救援右腕から右前へ痛烈な適時打を放った。7月26日以来の1試合2発は今季3度目で、6試合連続打点。8月中旬以降、16試合連続ノーアーチで三振を重ねる日々が続いたものの、肝心要の佳境で調子を上げてきた。試合後は、地元テレビ局のインタビューに対応。本拠地ファンの前での快勝を「アメージング!(驚くべきこと)」と表現。「すごく気持ち良く、いい打席が送れています」と手応えを口にした。ベナブル監督も「ムーニー(村上の愛称)にとってすばらしい1日になった。しっかりコンタクトして、ハードに振れている」と、大黒柱の上昇気配に笑顔をのぞかせた。

ポストシーズン進出が確定した一方、地区優勝の可能性も残されている。1ゲーム差で追う首位ガーディアンズと同率になれば、直接対決で7勝6敗と勝ち越すホ軍が優勝となる。村上は「地区優勝に向けてやるということがみんなの中で共通認識。日々の積み重ねがすごく大事。明日しっかり勝たないといけない」。公式戦は残り2試合。一振りで球場の空気を変えられる村上の存在感が、あらためてクローズアップされてきた。

【動画】村上宗隆34号、菅野智之のスライダーを薄暮のライトスタンドへ

【動画】村上宗隆、この試合2本目の35号! 再び菅野智之から左中間スタンドへ