ブレーブスは5日(日本時間6日)、ドジャースとの地区シリーズ第3戦に備えて本拠地トゥルーイストパークで全体練習を行った。
第3戦に先発する左腕クリス・セール投手(37)は、今年8年ぶりの球速100マイルを記録したが、背景にあった「大谷効果」を口にした。
セールは今季27試合で14勝9敗、防御率2.16を記録。8月27日のドジャース戦でも、明日の第3戦でマッチアップする山本由伸と投げ合い、9回5安打無失点、11三振の快投で完封勝利した。この試合の3回には、8年ぶりに球速100マイル(約161キロ)を大谷翔平の打席で出した。当時は「どうやって投げたのか?」と問われて「この腕で投げたんだ」とジョークを飛ばしていたが、この日の会見では、真実を口にした。
「誰と対戦しているのか、自分がどんな状況にいるのか、そこにはさまざまな要因が関係してくる。春季トレーニングのブルペンやオフシーズンのブルペンで100マイルを出すことになるとは思わない」。場面と相手打者が、球速に大きく関係すると明かした。
「ただ、裏庭で子どもたちとウィッフルボールをする時には、競争心を出すけどね。そこでは少し速い球を投げるんだ」とジョークを挟んだ上で、再び強調した。
「繰り返しになるが、観客が盛り上がり、アドレナリンが出て、誰と対戦しているのか、試合の中でどんな状況にいるのか、そういうことによって、時には自分の最高のものが引き出される」。
明日は、1勝1敗で迎える第3戦。本拠地のアトランタに戻って、昨年までワールドシリーズ2連覇のドジャースと対戦し、再び昨季まで3年連続リーグMVPの打者ショウヘイ・オオタニと対決する。分泌されるアドレナリンが全開となることは、間違いない。いったい何キロが出るのか、注目される。