<ア・リーグ地区シリーズ:ヤンキース3-4レイズ>◇第3戦◇7日(日本時間8日)◇ヤンキースタジアム
ヤンキースのアンソニー・ボルピが6回に放った同点2ランかと思われた打球が、ファン妨害により二塁打に変わった判定について、両チームの監督が納得の見解を示した。
ボルピは2-4の6回2死一塁で左翼へ大きな飛球を放ち、左翼手メサのグラブを越えてスタンドイン。同点2ランかと思われたが、審判団が集まって協議を開始。打球はフェンスを越える前に観客の腕に当たっていたことが判明し、審判団によるレビューの結果、ファンによる妨害と判定された。腕に当たっていなくても捕球はできなかったとみなされ、二塁打となり一塁走者の生還は認められた。
レイズのキャッシュ監督は「判定は正しかったようと思う。球場のビジョンの映像しか見ていないが、ボールがフェンスを越えるとは思わなかったし、その後にあの状況(打者が二塁)で始めた。キャッチできたかどうかは分からないし、走者が得点できたかどうかも分からない。リプレー担当によると、ボールがファンの手に当たった時点で走者は二塁を通過していた。だから、彼のホームインが認められたのも納得できる」と、異論はないとした。
ヤンキースのブーン監督も「審判団は良い判断をしたと思う。彼が打った時、入ったかどうか確信が持てなくて、心配になった。その後、リプレーを見て状況が明らかになり、審判団は正しいことをしたと思った。正しい判定だったと思う」と、同様の反応を示した。
試合はヤンキースがそのまま3-4で敗れ、3連敗で地区シリーズ敗退。判定次第では遺恨を残す可能性もあったが、今回は両軍の指揮官から評価される賢明な判断となった。