米大リーグ機構は8日、選手会との新労使協約の交渉で大幅なシーズン改革案を提示した。
(1)29年からレギュラーシーズンを現行の162試合から154試合に短縮。ナ・リーグは61年、ア・リーグは60年以来の試合数に戻す。平日の月曜日は原則休養日とする。シーズン中に同地区球団と分割ダブルヘッダー(観客を入れ替える)を4試合行う。
(2)ポストシーズンの地区シリーズを現行の5戦3勝制から7戦4勝制に拡大する。視聴率の高い試合が、最大8試合増える。
(3)ポストシーズンは上位シードに対戦相手の選択権付与。ワイルドカードシリーズは、第3シード(地区優勝の勝率3位球団)が相手を第5、6シード(ワイルドカードの2、3位)のどちらかを選べる。地区シリーズの第1シード(公式戦勝率1位球団)は、ワイルドカードを勝ち上がった2球団から相手を選べる。
MLBは、29年から米全土への放映権の契約が改訂される。現在の年間20億ドル超(約3200億円)からの増額を狙っている。
選手会は提案を精査するとした上で「全て(年俸総額に上限を設ける)サラリーキャップ制導入が前提となっている」として反対を表明した。